2009年新春3大メドレーとは、2009年1月に突如現れ高い評価を得た3つのニコニコメドレーの総称である。
具体的にその3つとは「俄組曲」「ニコぽい」「ニコニコ高速メドレー」にあたる。
基本的にサムネイルがシンプルすぎるため、他のメドレーシリーズに比べメドレーそのものの実力が問われる作品となっている。
概要
7月に、めまぐるしい展開でニコ厨を沸かせたメドレー「ごっちゃに!」や、年末に今までとは違う切り口の曲を多く使用した「LEGEND of Niconico」などの強力なメドレーシリーズの誕生で2008年は幕を閉じた。
そして、2009年1月5日新たなニコニコメドレー「俄組曲」が投下される。「歌ってみた」や「動画を付けてみた」「歌ってみた合唱」動画においてジェバンニが複数出現したり、弾幕キャンセルが新たな弾幕を生むなど、新春早々現れたニコニコメドレーに多くの人々は魅了された。
その勢いも収まりかけた1月22日、2つのニコニコメドレーがほぼ同時期に投下される。
1月22日22時17分、「ニコぽい【完成版】」(原題:打ち込み初心者の俺がニコニコメドレーっぽいの作ってみた)発表。2008年の1月に発表された【ver0.2】、同じく2月に発表された【ver0.21】から約1年の時を経て、全100曲、再生時間19分29秒という超大作が発表された。かつてのメドレーシリーズと一線を画す選曲、ニコニコ動画『裏組曲』のエラー音を彷彿とさせる衝撃の65曲目など話題を呼んだ。
そしてその4分後、1月22日22時21分、「ニコニコ高速メドレー」発表。全110曲と他の2つと比べても最多の曲数をわずか10分で駆け抜けるという異例のメドレーである。思わず押してしまいそうになる偽の再生アイコンや、序盤に使用されている曲が他のメドレーシリーズへのリスペクトであるなど、様々な趣向が凝らされている。何よりクライマックスに訪れる「カオスタイム」は、その衝撃に感化された歌い手、歌詞職人、動画再現職人、原曲再現職人など数々の挑戦者を生み出している。
特徴
これら3つのメドレーの特筆すべき点はどれもシンプルなサムネイルであるというところにある。「サムネバイバイ」というタグが存在するように、シンプルすぎるサムネイルでは視覚的なインパクトを与える事が出来ない為に敬遠されがちだが、一方で音楽系の動画はその音楽そのものの評価に繋がりやすくなる。
「ニコぽい」「ニコニコ高速メドレー」の2つのメドレーにはたかび氏の「時報を歌にしてみたら原形がなくなった的な感じ風のノリみたいなアレ」が使用されている。この曲が2008年12月31日の発表であり、この2つのメドレーが1月22日発表であるという点、その仕事の速さも特筆するべきだろう。
さらに言えば「ニコぽい」には1月18日に投稿された「we can be SUPERMAN!」(通称:ニコに関して頑張る♪)まで収録されている。
また「俄組曲」の作者、麻痺氏自ら「俄組曲」を歌ってみたり、「ニコニコ高速メドレー」作者FLAG氏は「カオスタイム」部分のスロー再生音源うpや、作成裏話など、本編投稿後のアフターケアも欠かさないところが特徴である。
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関連項目
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