「不思議な確信があった…皆同じ言葉を思い浮かべたと そして…その言葉を絶対に口にしちゃいけないと」とは、漫画『実は私は』に登場する台詞、およびその場面を指すネットミームである。
概要
『実は私は』第63話「誕生日を祝おう!」における一場面。(単行本では8巻に収録。)
この日は、主人公・黒峰朝陽たちの担任である紅本明里の誕生日。普段から世話になっている明里を祝うため、朝陽たちは紅本家を訪れる。
しかし、明里は自身の年齢や独身であることを非常に気にしており、この日は高祖母の紅本茜によって誕生日を毎時間のようにからかわれ続けていたこともあって、精神的にかなり追い詰められていた。朝陽たちは明里を元気づけようとするものの、年齢を意識させたり、ケーキの大きさから蝋燭を立てられないことを気にさせてしまったりするなど、ことごとく裏目に出てしまう。
そこで紫々戸獅穂は、明里へのプレゼントとして派手なドレスを用意する。これを見た明里は、色気を武器にすれば自分にも恋人ができるのではないかと、前向きになっていく。優勢に持ち込めたと感じた朝陽たちは、そのまま明里をヨイショして気分を持ち上げる。
そんな中、明里は、
そうか…これを着れば私にも…
などと、ベタすぎる高望みの理想を語り始める。
※
明里は元ヤンで、かつて「亞華里」と呼ばれた不良であり、「亞華里伝説」「百度参りの亞華里」と呼ばれる100の伝説を残している。ただし、その伝説の正体はすべて失恋にまつわるエピソードである。また、本人の身体能力も非常に高く、作中では生徒たちや茜を圧倒する場面もある。明里は「私より強い」などという条件を語っているが、そもそも本人がそんじょそこらの人間よりはるかに強いのである。
これに朝陽は思わず、「…だから」と口にしかける。しかし、獅穂がすぐさま朝陽の口を塞ぐ。この瞬間、朝陽は、その場にいる全員が同じことを考えたことを察する。
不思議な確信があった… 皆同じ言葉を思い浮かべたと
そして…その言葉を絶対に口にしちゃいけないと
つまり、「だから独身なのでは」という、明里本人には絶対に言ってはいけない一言である。ここで朝陽たちは、
ここは耐えるしかない
こらえるしかないんだ!!
だからキサマは独身なのだ
いい歳こいて何言っとるのだ?
白馬にまたがった茜が現れ、朝陽たちが口にするのを必死にこらえていた言葉を、何のためらいもなく本人に突きつける。
図星を突かれた明里は、「うるせぇよ!!んなこたぁ…んなこたぁ私が一番知ってんだよぉぉぉぉ!!」と血涙を流して絶叫。一方、それまで必死に言葉をこらえていた朝陽たちは、茜が代わりに言ってくれたことで、非常にすっきりした表情を浮かべるのであった。
※
なお、紅本茜は明里の高祖母にあたる。見た目は少女だが、実際には何千年も生きている悪魔である。茜が明里を頻繁にからかう一方で、明里が茜を制裁することもあり、互いに容赦のない関係である。
ネットミームとして
このシーンは、X(Twitter)などで「その場にいる全員が同じツッコミを思いついているものの、空気を読んで誰も口にできない」という状況を表す画像として使われることがある。
特に、投稿内容に対して「みんな同じことを思っているが、あえて誰も言わない」という状況や、ツッコミを入れること自体が憚られる場面などで引用される。
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- なし
- 16
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