30秒ドローイングとは、ポーズマニアックスが推奨する絵画・イラストの訓練法である。
イラスト関連の話題で単にドローイング・泥と呼称されている場合も、30秒ドローイングである場合が多い。
概要
古くからあるクロッキー(速写)を用いた訓練法であり、アプリケーションにより30秒ごとに表示される人体模型のCGを速写し続けることで右脳を活性化させ、より効率よく人体から絵に必要な線を導き出し、また同時に描く力を身につけようとするのが目的である。
ポーズマニアックスの作者はこれをベティ・エドワーズ著の『脳の右側で描け』に記載されているクイックドローイングをヒントに作成したとしているが、実際には『脳の右側で描け』に前述したようなドローイング法は記載されておらず、正確な出典は不明。
それに伴い、クロッキーは古来からある描写方法であると同時に練習法として広く用いられてきたものであるため、30秒ドローイングという言葉自体が単にクロッキーの発展でしかないとする批判的な意見も存在する。
しかし、どのような形であれ『無料で豊富な人体モデルを使った速写訓練ができる』というのは事実であり、またポーズマニアックスの提唱する訓練効果の正否はともかく『短期間で多くの反復訓練をこなす』という最も純粋で重要な練習を手軽に行える事から、特にネットに多く存在する初心者~の絵師に人気がある。
その効果に関しては当然のように個人差があり推して図るしかないが、どんな形であれ描画するという行為を継続する事で画力が向上するというのは当然の帰結ともいえる。
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