8人ライダー友情の大特訓とは、特撮ドラマ『仮面ライダー(新)』第28話のサブタイトル並びに同エピソード内で行われた集団リンチ……ではなく、地獄の特訓である。
概要
同話では第27話『戦車と怪人二世部隊！8人ライダー勢ぞろい』にて登場した強敵サイダンプとグランバザーミコンビに対抗するために、スカイライダーこと筑波洋が8人の仮面ライダーと共に地獄の特訓に挑むというあらすじ。
だが、8人ライダーが筑波洋に行った特訓の内容はというと、生身の洋に対して殴る蹴るはともかく、ライダーマシンでひき殺そうとしたり、数人がかりで洋をつかんでからのフルボッコにスカイライダーに変身した洋に対してライダーキックの嵐を喰らわすといった事を行った。特訓後の洋は8人ライダーからパワーを注入されスカイライダーはセイリングジャンプとライダーブレイクと引き換えにパワーアップした。
先輩戦士との特訓シーン自体は非常に熱いシチュエーションではあるのだが、過激で「イジメ」としか捉えかねない行為という事もあってか、非常に暴力的な画面と化してしまったと言わざるを得ない。
また、このシーンは後年になって「アメトーク!!」といったバラエティ番組の中で面白おかしく取り上げられてしまい、結果的に作中屈指の名場面になるどころか、スカイライダー屈指の迷場面の一つとして語り草になってしまった。
ちなみにスカイライダーは同エピソード以前に一度ストロンガーと特訓を受けた事があるのだが、こちらは新必殺技の開発という名目の特訓なのか大分大人しい内容で本エピソードと比べると随分インパクトが薄い。
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