GoPro(ゴープロ)とは、スポーツやアクションの撮影に特化したデジタルビデオカメラシリーズである。
販売はアメリカのGoPro社(旧・Woodman Labs社)。
最新は「GoPro HERO12 Black」(2023年(令和5年) 9月14日(日本時間)現在。)
概要
さまざまなアクティブスポーツの動画を撮影することに特化したデジタルビデオカメラである。一般的にアクションカムやウェアラブルカメラとも言われる。
動画だけではなく静止画撮影やタイムラプス撮影も可能で、筐体は単焦点レンズ・最小限のインタフェース・コンパクトという設計であるため撮影者の動きを阻害せず、設置場所の自由さに一役買っている。
対衝撃・防水ケースがセットとなっており、撮影シーン別でヘルメットマウントキットセットやサーフィンマウント(ウォータースポーツ用)、楽器用マウントが一緒になるという構成になっている。撮影シーンに合わせ、マウントしたい物に合わせた多種多様なマウントキットなどオプションも多数取り揃えている。
価格帯はHERO4 SILVERが47500円、HERO4 BLACKが59500円となっており、マウントやバッテリー、メモリーカードも合わせて買うことを考えると少々高価だが、今シリーズから廉価なHEROが追加され15500円で販売される。今までのユーザーに加えエントリーユーザーも狙った商品構成となっている。
日本でも以前から、テレビのバラエティ番組でお笑いタレントの体を張ったコーナーのヘルメットマウントカメラとして使用されることが多い。
ニコニコ動画では車やバイクなどの車載動画に使用されることが多い。
熱停止問題(熱暴走問題)
しかし、「GoPro HERO8 Black」以降、録画中にバッテリーの熱温度上昇による暴発を防ぐ安全装置が働き、強制的に録画停止する熱停止問題(熱暴走問題)を慢性的に抱えている。
2023年(令和5年) 9月14日(日本時間)に発売された「GoPro HERO12 Black」では録画可能時間最大 2倍と謳って販売したが、肝心の熱停止問題(熱暴走問題)については前作の「GoPro HERO11 Black」より数分長く録画出来る程度( 4K60FPS 室内気温:26℃・微風の場合。)で熱停止問題(熱暴走問題)は解決するに至っていない。
ラインナップ
機種 | 価格帯 | 内容・機能 |
---|---|---|
HERO | $129.99 | 最大1080p - 30FPSでの撮影が可能なエントリーモデル。 |
HERO3 WHITE | $199.99 | 最大1080p - 30FPSの動画、最大 3FPS連写の 5MP静止画、Wi-Fiおよび超ワイドアングルのレンズ内蔵。40m防水機能・ |
HERO3+ SILVER | $299.99 | 最大1080p - 60FPSの動画、最大10FPS連写の10メガピクセル静止画、Wi-Fiおよび超ワイドアングルのレンズ内蔵。40m防水機能。 |
HERO4 SILVER | $399.99 | 最大1080p - 60FPSまでの撮影が可能。タッチスクリーンが内蔵される。 |
HERO4 BLACK | $499.99 | 4K - 30FPSや1080p - 120FPSでの撮影が可能な最上位モデル。 |
関連動画
関連項目
関連リンク
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