Tomorrow Corporationとは、アメリカのメンバー3人のインディーゲーム開発会社である。
深い関わりのある2D BOYの説明をしつつTomorrow Corporationの説明も行う。
2D BOY
2D BOYとはアメリカ サンフランシスコにあるゲーム開発会社で、カイル・ガブラー(Kyle Gabler)とロン・カーメル(Ron Carmel)の二人だけのゲーム開発会社であり、2006年初め頃に共通の友人を通して出会い、すぐにお互いが当時の仕事を辞めて新たな会社の設立を決めた。
左脳担当のロン・カーメルはゲームのプログラミングやプロデュース、ピジネス関連の話を担当した。右脳担当のカイル・ガブラーはゲームデザインからグラフィック、音楽、ストーリー、アニメーションを作成した。また、カイル・ガブラーは2D BOYを立ち上げる以前はEA(エレクトロニック・アーツ)に勤めていた。また、2D BOYはオフィスを持たず、いつもカフェか自宅で仕事をしていた。
代表作であり唯一の作品である「World of goo(グーの惑星)」のWii版固有のプログラムに関しては後に誕生するTomorrow Corporationのメンバー、アラン・ブロンキスト(Allan Blomquist)が開発に加わって担当した。
グーの惑星のiOS、Android移植を終えた後は2D BOYとしての活動は少なくなり、二人は別々の仕事を始めた。カイル・ガブラーはアラン・ブロンキストとともにTomorrow Corporationとしてゲームを作り、ロン・カーメルはノエル・ロピス(Noel Llopis)とSubterfugeというゲームを作った。
グーの惑星開発終了後はゲームの開発は行なっていないが完全に終わることはなく、お互いが作ったゲームを2D BOYのサイトで紹介したり、World of gooがNintendo Switchに移植される際にはTomorrow Corporationの2つのタイトルも並べて紹介している。
Tomorrow Corporation
2D BOY右脳担当のカイル・ガブラーとWorld of gooのWii版固有のプログラムを担当したアラン・ブロンキストと、カイル・グレイ(Kyle Gray)の主に3名で構成されるExperimental Gameplay Groupの子会社のゲーム開発会社である。
3人は元々同じ大学院で出会い、EAの別々の部門で働いていたが、やがてカイル・ガブラーとアラン・ブロンキストがEAで落ち着きがなくなる。そして、ガブラーがEAを辞めて2D BOYを立ち上げ開発し、ブロンキストも開発を手伝った「グーの惑星」、グレイがEAでリードデザイナーを担当していた「Henry Hatsworth in the Puzzling Adventure」の開発がそれぞれ終わった後に3人が再開して立ち上げたのがTomorrow Corporationである。
今の所「Little Inferno」「Human Resource Machine」の2つのゲームを発売しており、ガブラーがデザインを担当していることもあってグラフィックの雰囲気はどちらもグーの惑星と同様のものである。
関連動画
外部リンク
関連項目
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