CBTとは、試験会場に設置されたパソコン上で解答するという試験の形式のことである。
概要
Computer Based Testingの略。主に一部の資格試験(国家試験、検定試験)で採用されている試験の方式である。
また、大学の6年制の学科(医学部医学科、歯学部、薬学部、獣医学科)では4年生の最後に全国共通のCBT試験とOSCE(実技試験)を受験する必要があり、この2つに合格しないと5年生に進級することができない。
CBT試験には、ペーパー方式の試験に比べて以下のようなメリットがある。
- 試験用紙を管理する手間が省ける。
- コンピューターが自動で採点してくれるので、採点の手間が省ける。それにより、受験者側にも「合否(結果)がすぐに分かる」というメリットがある。
- 試験会場を運営するために必要な人数やコスト(費用)を削減できる。
- 試験を実施できる日をペーパー試験に比べて多く設定できる。それにより、受験者側にも「いつでも受験できるので勉強のスケジュールが組みやすい」というメリットがある。
現在、CBT方式で実施されている主な資格試験
国家試験
- 情報処理技術者試験
- 電気工事士
- ファイナンシャル・プランニング技能検定(3級のみ)
- アマチュア無線技士(3級、4級)
民間試験
- 日商簿記検定(1級以外)
- 英検(準1級、2級、準2級、3級)
- オラクルマスター
- ICTプロフィシエンシー検定試験(P検)
- 情報検定(J検)
- ビジネス能力検定ジョブパス(B検)
- 秘書検定(2級、3級)
- 漢検(2級〜7級)
- 環境社会検定試験(eco検定)
- カラーコーディネーター検定試験
関連項目
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