SCP-892-JPとは、創作サイト「SCP Foundation」に登場するSCPオブジェクトである。
オブジェクトクラスはEuclid。オブジェクト名は「ミス・げいじゅつはばくはつだヴァンダリズムに反逆を」
概要
| SCP-892-JP | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| OC | Euclid |
| 収容場所 | サイト8144 |
| 著者 | kyougoku08 |
| 作成日 | 2016年6月30日 |
| タグ | are-we-cool-yet euclid mister scp-jp 像 博士 粘土 自我 |
| リンク | SCP-892-JP
|
| SCPテンプレート | |
scp-892-JPは自我を持った不細工な粘土細工のオブジェクト。
日本国籍の女性を名乗り、日本語での会話が可能。基本的には温厚で財団の収容においても協力的。
- 対話の最後に「あなたには[芸術行為]の才能がある」という旨の話をし、その相手は指摘された芸術行為を行いたくなるようになる。
そして作られた芸術品は高い芸術性が認められるようなのだが、これが相手の才能を見抜いたのか異常性によって付与されたのかははっきりしていない。マイクを介した対話では才能に関して指摘はされるものの、芸術行為に対して欲求が湧くことはない。 - 『彼女』の周りに芸術品がなく、24時間以内に会話が行われなかった場合、日本国内のどこかからランダムで芸術品を1品手元にワープささせてしまう。この異常性は彼女自身でコントロールできないため、「12時間毎に財団鑑定部によって鑑定済みの絵画作品をDクラスに持たせて会話をさせる」という収容プロトコルが制定された。オブジェクトクラスがEuclidなのはこのため。
- 周囲に要注意団体『博士』が作ったオブジェクトがある場合、それを爆発させる。これは過去発生した事件によって判明したものである。また『博士』に対しては普段の『彼女』からは考えられない強い敵意と暴言が現れることから「『博士』の関与が疑われるオブジェクトを100m以内に近づけないこと」と「『彼女』に対して『博士』に関する話題は禁止する」というプロトコルが追加された。
『彼女』はとある美術関連施設の爆破事件を追っていた際に容疑者として挙がり、自宅にて発見された。前述の事件の際に行われたインタビューで、かつては芽の出ないごく普通の芸術を愛する芸術家志望の女性であったこと、『博士』と出会い後天的に触れた美術品を約2倍の質量の炸薬に変えて爆発させる異常性を付与されたこと、事件を知って怒り心頭で乗り出した要注意団体『Are We Cool Yet?』のメンバーに殴りかかられたこと、事情を知ったそのAWCYのメンバーの手によって今のオブジェクトの姿と異常性を得たことが判明した。
オブジェクト名にある「ヴァンダリズム」とは芸術作品に対する破壊活動。物理的な破壊はもちろんのこと、落書きで景観を乱したりすることも含まれる。
関連文書を見るにミスター・めいげんシリーズとして「ミスター・にんげんはかんがえるあしである」、「ミスター・わたしにはゆめがある」などが既に野に放たれているようだが、これらは2019年8月時点でも記事にはなっていない。
SCP財団本家でもわりとえげつない活動を見せる『Are We Cool Yet?』も日本支部屈指の胸糞要注意団体『博士』にかかってはまともに見えてしまう。そしてそんな『博士』が『Are We Cool Yet?』らしいやり方で仕返しを食らう形となった。『彼女』は能力の除去はおろか人間ですらなくなってしまったが、結果として愛する芸術品を失うという悲しみを負わなくて済んでいる。
殴りかかって悪かった。君はアレの被害者だ。…だけど俺には君を人に戻せない。
でも、君を俺の作品にすることはできる。…ただし君は人には戻れない、新しいアーティストを生み出す作品になる、それでよければ
関連動画
関連リンク
- SCP-892-JP - SCP財団
© kyougoku08
関連項目
- SCP Foundation
- 芸術
- 岡本太郎(名言の元)
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