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水平対向と180°V型の違いの説明がほしいかな。（国鉄とフェラーリの水平対向は正確には180°V型というらしいので）

>>1
ボクサーと180°V型の違いはサイクル。
ボクサーは左右対称になって同じサイクルで動くが、180°Vはサイクルがずれてる。
例えば1番ピストン(向かって左とする)と2番ピストン(同右)で言えば。

ボクサー
　　 □=○=□　　　←1、2ともに吸気工程
　□===○===□　 ←1、2ともに圧縮工程

180°V
　　 □=○===□　←1番は吸気、2番は圧縮
　□===○=□　　 ←1番は圧縮、2番は膨張

みたいな感じ。
つまり180°Vは、ピストンが水平に置いてあるだけで、サイクルはV型そのものと。
ただパっと見は同じようなモンだし、広義の水平対向で良いんじゃね？って意見もある。

V型は隣り合うコンロッドがクランクピンを共有するからボクサーではない。
ここで明確に水平対向と区別できる。
股聞きで一次ソースを探したことはないが、ポルシェがWECに投入しているバンク角90度のV型4気筒は、それぞれのコンロッドがクランクピンを共有しておらず、水平対向を90度バンクさせたようなものらしい。

水平対向エンジンとよく似た名前で間違えられやすいが、
全く別のエンジンとして"対向ピストンエンジン"というものもある。
英語だとOpposed piston engine オポーズドピストンエンジン

これは一つの気筒にピストンが二つあり、シリンダヘッドが無いエンジン形式で、
両側のピストンで燃焼室を共有するというもの。
このエンジンは２ストロークになるため、
排出ガス規制をクリアできない理由から
先進国で新規の開発はほとんど行われていないんだけどね。

180°V型エンジンも広義にはこれを水平対向エンジンに含む場合がある


らしいです日本語両極端すぎ

セスナとかの小型機のエンジンも水平対向だそうやね
コンチネンタル社とライカミング社が主に作っとるとか

そもそも英語だと180°V型エンジンも直訳すると水平対向なの。「ピストンの動く向きが逆」なのであって、「同時」という意味が無いみたい。
それがどういうわけか水平対向と訳された結果、英語で言うボクサーエンジンだけを示す言葉として変化し普及していったっぽい。