水平対向エンジンとは、レシプロエンジンの一種である。英語では、「フラットエンジン」とも呼ばれる。
概要
水平対向エンジンは1本のクランクシャフトに対し、ピストン(気筒)を水平に配置し、対になるように動かしているエンジンである。
そのメカニズムから、「ボクサーエンジン」とも称される。
空冷式では気筒冷却面積が広く、またエンジン本体の高さも抑えられるため、鉄道の気動車用エンジンや空冷エンジン式自動車のエンジンなどに主に用いられている。
2つの水平対向エンジンを並行に配してギアで出力を統合する『H型エンジン』が派生しており、こちらは出力を重視するF1用エンジンや航空機用エンジンに用いられた。
自動車メーカーのスバルは自社製自動車の全車種(OEM車を除く)が水平対向エンジンであることで有名。
主な採用車種(生産終了車含む)
BMWモトラッド
- Rシリーズ
トヨタ
ホンダ
スバル
ポルシェ
シボレー
- コルヴェア
日本国有鉄道・JRグループ
関連動画
関連項目
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