野路菊ステークス

野路菊ステークスとは、JRA(日本中央競馬会)が9月頃に阪神競馬場で開催する、2歳馬限定のオープン特別競走である。

概要

記録として確認できる最初のレースは1964年、当初は野路菊特別で翌年から野路菊賞になり現在の1勝クラスの条件特別で行われていていた。1984年からは2歳時の条件クラスが行われる時期が遅くなったことから、オープン特別になった。
レース名は1988年から野路菊ステークスと変わっている。

条件特別で行われた当初は芝1400mで、その後芝1200mになったがオープン特別になったあとは原則、芝1600mの後(代替開催での競馬場の変更で芝1700mを除く)、阪神競馬場の外回りコースが完成したあとは芝1800m(代替開催を除く)と変更し現在に至る。

このレースの条件クラス時代の勝ち馬からはタニノハローモア(東京優駿)、インターグシケン(菊花賞)がのちにGⅠ級を、またエイトクラウンが宝塚記念（当時は現在のGⅠ級の格付けと認知される前)をのちに勝っていたりする。

オープン特別になった後からは、アインブライド(阪神3歳牝馬S)、ダンツフレーム(宝塚記念)、メイショウサムソン(東京優駿、他)、ラブリーデイ(天皇賞秋、他)、ワグネリアン(東京優駿)が、
複勝圏内も含めると、イブキマイカグラ(阪神3歳S)、ランドパワー(中山大障害)、キャプテントゥーレ(皐月賞)等がのちにGⅠ馬になっている。

野路菊(のじきく)は西日本の地域に自生していることが多く、また阪神競馬場が所在している兵庫県の県花に指定されている。

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

• 競馬
• JRA
• 阪神競馬場
• 競馬の競走の一覧