さくらんぼテレビとは (サクランボテレビとは) [単語記事]

さくらんぼテレビジョン
Sakura nbo Television
基本情報
略称	SAY
国	日本
所在地	山形県山形市
運営事業者	株式会社さくらんぼテレビジョン
放送対象地域	山形県域
アナログ親局	UHF30ch(水平偏波)
リモコン ID	8ch
物理ch(親局)	UHF2 2ch(水平偏波)
テレビ系列	FNN/FNS
コールサイン	JOCY-TV(アナログ TV) JOCY-DTV(デジタルTV)
開局年月日	1997年 4月1日 (テレビ)
設立年月日	1996年 3月29日
備考
FNS系列最後発2局のうちの1局
放送局情報テンプレートボックス

さくらんぼテレビとは、山形県を放送対象地域とするテレビ局である。フジテレビ系列。本社は山形市にある。

略称は「SAY」（セイと言われることが多い）。

概要

1997年に山形第4の民放テレビ局として、高知さんさんテレビ（KSS）と同時に開局。そのためか支社も高知さんさんテレビと同居していることが多い。この2局は、独立U局を除けば最後に開局した民放テレビ局である。
1993年に山形テレビがフジテレビ系列から喧嘩別れ同然にテレビ朝日系列にネットチェンジをし、以後フジテレビ系列の番組がほとんど流されなくなった(「笑っていいとも！」すら流れなくなった)ため、県民から「山形にフジテレビ系列を！！」と署名活動が高まり、ネット局を高知以外に増やす予定がなかった^[1]フジテレビ側も長年フジテレビのネット番組が放送されてきたという実績を考慮して開局を決定する。でも本音は「コケ」にされたのに対しての"山形テレビへの嫌がらせである”。
開局当初には『めちゃ×2イケてるッ!』男子メンバーで、夕方のニュースの生放送を手伝ったのはもはや伝説。この時の視聴率はなんと25%を記録した。開局当初は視聴率がフジテレビ系列の中で低かった。
開局2年目には視聴率が山形放送に次いで県内2位となり、10年目の2006年にはプライムタイムで首位を奪った。
開局当初はCMが少なかったため、穴埋めとして局のイメージ CMを数多く流したが、その中の一つがギャラクシー賞を受賞してしまい、以後県内の各局がイメージ CMに力を入れるようになった。
他局に比べて、テレビ東京制作の番組が流れない。ちょっとこの辺りは県民から不評である。
ローコストで開局したので、自前の汎用スタジオは2009年 10月まで無かった^[2]。またアナログでは映らない場所もあった。デジタル化で解決するようになってきている。
深夜アニメに積極的ではないが、なぜか「ノイタミナ」だけは気合を入れて放送している。
「さくらんBOY DT」とはなんだったのか…。
局員の入れ替わり方が異様に早いのも特徴。

山形県のテレビ局一覧

1 NHK総合	2 NHK Eテレ	3 -
4 YBC 山形放送（日本テレビ系）	5 YTS 山形テレビ（テレビ朝日系）	6 TUY テレビユー山形（TBS系）
7 -	8 SAY さくらんぼテレビ（フジテレビ系）	9 -
10 -	11 -	12 -

脚注

*山形県は県単独の民放テレビ局が４つ以上ある都道府県の中で最も人口が少ない。山形より人口が多い青森や山口、沖縄、合計すると山形の人口を上回る島根・鳥取地域では民放テレビ４局化を断念している。山形に４局目の民放テレビ局を作ることはかなりの冒険であり、ローコストでの開局を強いられることになった。
*ただし、ニューススタジオのみ報道フロアの一角に開局当初から設置している。