だって、君と僕の延床面積は0平米だからとは、単なる密着である。
『KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』で神浜コウジがプリズムジャンプ中に発言したセリフ。
簡単に経緯を説明すると、次のようになる。まず、今回のOver the RainbowのプリズムジャンプはタワーマンションCMも兼ねた、マンションの部屋と女性を召喚し、新しく2人で暮らす新居の部屋の生活を具現化させてイメージさせるものだった。
その中で、神浜コウジは新居の紹介を、彼女的なポジションで召喚されたと思われる女性にやっている中、部屋が何LDKかどうかを尋ねる彼女をガン無視して、キリッと謎に睨み、とてつもない勢いで詰め寄って抱き着き、うろたえて行動の理由を尋ねる彼女に、耳元でささやいたのがこのセリフである。
作中ではこの言動に「キューン♡」となっていたのだが、演者である柿原徹也にすら突っ込まれていた通り、勢いでごまかされているものの完全に謎のシチュエーションセリフに対し、多くの視聴者はトキメキを感じるよりは腹筋を崩壊させた。ということで、ケツからハチミツだの地球は黄色かっただのといった内容を簡単に示すバロメーターに、この「延床面積0平米」も加わったわけである。
なお、表記ゆれに舞台挨拶で柿原徹也が言及した「だって、僕たちの延床面積は0平米だから」、来場者特典「君と紡ぐ物語」の表記「だって……僕たちの延床面積は……ゼロ平米だから」がある。
ちなみに、何LDKか聞かれて延床面積を答えるのはおかしいというツッコミもなくはないのだが、全体の流れを見ると、そもそも神浜コウジはこの質問をガン無視して急に抱き着くのであって、あくまでも抱き着く理由を答えているだけとも思われるので、シチュエーション的には問題なくはなかったりすると思われる。
というセリフが出てきたとき、たまたま現行シリーズ『ひみつのアイプリ』をテレビで放映していたことが、風評被害別の物語を始めさせる。この頃ちょうど自分たちのターンがメタ的に回ってきて、AISMIRIN'(アイスマイリン)の三ツ葉アイリ、四之宮リンリンのライブが高頻度で流れていた、というのがまず前提になる。
このアイスマイリンの持ち歌「ネバギバラバー」に、算数の問題を出して片方が答えるというパートがある。ここで、多くの視聴者が『KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』を見ていたこともあり、以下のような実際の歌詞にない幻聴を聴くものが多数現れてしまう。
ということなので、アイスマイリンがライブを繰り返すうちに、この幻聴がテンプレと化してしまった。この点は、この『ひみつのアイプリ』がやけにチームメンバー同士の関係をお互いに強い矢印が向いているように描く作風だったことも影響しているとかいないとか。
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最終更新:2025/12/09(火) 03:00
最終更新:2025/12/09(火) 02:00
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