『ばっちゃが言ってた』とは、でっちあげの代弁である。
ってばっちゃが言ってた。
元ネタは、テレビアニメ『舞-乙HiME』の主人公の少女、アリカ・ユメミヤの口癖。ばっちゃから過去に教わったことを劇中でことあるごとに引用しつつ「~ってばっちゃが言ってた」などと言葉にしている。(関連動画参照)
「ばっちゃ」という言葉自体は東北地方の方言であるため、上記のアニメ以前から日常会話でも普通に使われている場合もあるが、ネット上でこの言い回しが頻繁に使われるようになったのはそれの影響が大きい。
意見主張の最後に付け加え、あたかも見識のある後援者がいるように見せかけることによって、妙な信憑性を持たせることが出来る魔法の言葉。あらゆる事象に関して「こんなこともあろうかと」と言わんばかりに助言を事前にしてくれている非実在高性能ばあちゃん。
上記のアニメを由来とする「~ってばっちゃが言ってた」という言い回しがテンプレートとしてよく使われるが、「~って俺のばあちゃんが言ってた」「死んだじいちゃんがよくそう言ってた」など、同じ意味合いの言い回しで様々なバリエーションが存在する。自身の身近にいる年配者(特に親族)が引き合いになることが多い。
ただし実際は、そのような身近の年配者からの受け売りなどではないことがほとんどと思われ、自身の意見ではなく他人が言ったということにして(うやむやにして)責任回避する目的や、でたらめな冗談を言って茶化すときなどに使用されている。汎用性の高い便利な言葉であるため特に意味もなく文末に添えられることもある。
でも本当に主張したいことがあるのだったら、曖昧で遠回しな言葉で誤魔化さずに自信を持って自分の言葉で言いなさいってばっちゃが言ってた。
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最終更新:2024/11/15(金) 00:00
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