みちのりホールディングス

みちのりホールディングスとは、複数の交通事業者を傘下に持つ持ち株会社である。

概要

公共事業者を傘下に持つ持ち株会社で企業再生投資やベンチャー企業投資を生業とする経営共創基盤が100％の株式を持っている。略称はみちのりHD。

ルーツは2007年に解散した産業再生機構である。産業再生機構は様々な会社を建て直し黒字にて無事解散した（預金保険機構を参照）。その後、同機構の業務執行最高責任者だった冨山和彦氏が立ち上げた企業再生のための投資企業が経営共創基盤株式会社であり、その傘下として交通事業者を束ねる中間持ち株会社として設立されたのがみちのりホールディングスである。

この企業の社長である松本氏も産業再生機構の出身者である。

現在では親会社の経営共創基盤が関わらない買収なども行っており湘南モノレールなどがそれに該当する。なお、この企業は社員の数が少ないことで有名であり現在でも社長を除くと7名程度で回していることから、現地企業に常駐で人を送り込む余裕はないようである。なお、尚社長曰く「当社はファンドではない、永続的な事業として存続させる」とのこと。

ソフトバンクグループのSBドライブが行っていた自動運転試験における自動運転バス調査委員会にも参加している。

傘下企業

• 福島交通
• 茨城交通
  • 日立電鉄交通サービス（吸収合併）
• 岩手県北自動車
  • 南部支社（旧南部バス）
• 関東自動車
  • 東野交通（吸収合併）
• 会津乗合自動車
• 東日本交通
• 湘南モノレール
• みちのりトラベルジャパン

関連項目

• 預金保険機構（産業再生機構の親会社）
• 鉄道
• バス
• 持ち株会社