インターネット老人会とは、古き良きインターネット・カルチャーを懐かしみ語り合う為に使われるハッシュタグ(Twitter等)及びそれらをテーマにした動画やイラストのタグ(ニコニコ動画等)。この組織自体が実在するわけではない。
本来、自笑的に発生したと思われるワードであるが、
ニコニコ動画においては古典的作品や、過去の作品のリメイク作などに執拗に貼られ、世代間の対立を煽り雰囲気を悪くする荒らし目的のタグと化しているので扱いには注意が必要である。一方で肯定的にタグロックして用いられる事例もあるため、一概に荒らしと判断されている訳ではない。
技術革新が進んだ現代、インターネットの存在は広く人口に普及し、パソコンやスマートフォンを通して多くの人が触れるものとなった。
しかしまだインターネットが一般に広く普及していたわけではなかった1990年代~2000年代初頭にかけては、現代日本のインターネットから見ると全く異質な文化の構造があった。当時の日本のインターネットはNTT(当時のインターネットでは「みかか」と呼ばれていた)の一社独占状態で運営されていたため、諸外国の通信費(特にインターネットが整備されつつあった先進国)に比べるとかなり高額で、ブロードバンドも普及する前であったから、ユーザーがインターネットに接続しようとするとダイアルアップでの「遅い」「高い」通信手段を取らざるを得なかった。そういう背景もあってか、特に日本ではテキストサイトと呼ばれるような形式のサイトが流行し、その連なりによるひとつの大きな文化圏が形作られた。プログラミング言語が多様化した現代とは変わった文化である。
もっとも、その前に既にあったパソコン通信の文化などもかなり入っているのだが、それでもTwitterのようなSNS全盛の今日と比べると、かなり違う独特の文化があった。単純に時間が経ったから過去が独特のものに映るだけかもしれないが、それでも当時を知る昔のユーザー達は、時に現代日本のネット文化の象徴とも言うべきTwitterなどのSNSに集まりながら、「インターネット老人会」の看板を掲げて当時の思い出を偲び合う。このタグは、そんなときに用いられるものである。
現代のインターネット文化しか知らない人の目から見ても、当時のネット文化は面白く、新鮮に見えることだってある。その文化を模して動画が作られたり、当時のテキストサイト風のブログを立ち上げたりする試みもある。ニコニコ動画では一般に定義されるゼロ年代初頭だけでなく、フラッシュ全盛時代の文化まで含めることがある。
2015年6月に愛知県刈谷市で「2000年ごろのインターネットを懐かしむ会」という催しがあり、参加したツイッターユーザーが書き込みに用いたタグが方方でも使われるようになったのが始まりとされる。
掲示板
481 ななしのよっしん
2024/10/30(水) 15:54:28 ID: y9rBSHICS0
SNSとかの大規模で簡単に使えるサービスが普及するようになってコンテンツを大量に生産・消費するようになり、ジャンクなコンテンツが増えたってことなのかな。
逆にいえば今でも手間をかけて作ってるものは面白いものがあると思う。
482 ななしのよっしん
2024/11/03(日) 01:36:08 ID: 3IgvWiK1Pk
>>480
稀に調べものしててそういう手打ちサイトに遭遇する事あるけど、やっぱり濃くて読み応えあるんだわ。中には今でも更新されてたり。
そういう素晴らしいHPに出会ったらとりあえずブクマしてる。
483 ななしのよっしん
2024/11/29(金) 10:17:21 ID: SnjxbHJaAO
今に比べりゃそういう傾向があったのは否定しないけど、当時から良くも悪くも低俗な内容はかなりあって、その多くがサーバー更新されずに消えていったか管理者の年齢が上がったから黒歴史として消されてるだけなんだよな……
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最終更新:2024/12/22(日) 14:00
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