ウィルヘルムの叫び(Wilhelm scream)とは、歌手や俳優として活躍したシェブ・ウーリーという男性の叫び声をサンプリングした音響素材である。
皆が知らず知らずのうちに聴いているであろう、映画やゲームなどで使用される効果音の一種。
1951年の映画『遠い太鼓/Distant Drums』の兵士が沼地でワニに捕食されるシーンで使用されたのが初出とされる。
その後、1953年の映画『フェザー河の襲撃/The Charge at Feather River』の登場人物ウィルヘルム二等兵が矢で射られるシーンでも使用され、これ以降「ウィルヘルムの叫び」という名称が付いた。
一度聴いたら耳から離れない独特な音声ながら素材として使い勝手がよく『スターウォーズ』シリーズや『インディ・ジョーンズ』シリーズなどの大作からマイナーなものまで軽く200以上の映画で使用されていることが確認されており、このため世界一有名な叫び声だとされる。
余りにも有名なため映画マニア向けの一種の隠しネタとして挿入されることも。
イギリスの映画雑誌『Total Film』が2012年に発表した音響効果のランキングでベスト1位を獲得。
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最終更新:2025/12/16(火) 08:00
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