ウイグル獄長

ウイグル獄長とは、北斗の拳に登場する悪役である。

概要

カサンドラのボス。

囚人の泣き声を聞くのが趣味という気色悪い悪趣味な性格をしている。また、髭を素手で脱毛し、その毛の本数で処刑する囚人を決める模様。

本編でケンシロウを倒した最初の敵キャラであり、蒙古覇極道で一度はケンシロウを失神させたが、リンの叫びでケンシロウが復活。今度は泰山流千条鞭でケンシロウを抑え込めてないせいもあるとはいえ、逆に蒙古覇極道をあっさり破られ普通のモヒカンのように葬られた。

最期まで「絶対にトキをケンシロウに会わせるな」と言う辺り、忠誠心は本物の模様。

キャラクターデザインの元ネタは、アメリカのイラストレーター「フランク・フラゼッタ」がファンタジー小説『Dark Crusade』の表紙として描いたイラスト作品『Dark Kingdom』。『北斗の拳』の作者コンビのうち漫画担当である「原哲夫」はフランク・フラゼッタのファンで、原のアトリエにはこの『Dark Kingdom』のイラストも飾ってあるという^[1]。

技

• 泰山双龍鞭
  • 縄で敵を抑え込む技。これ単体でも威力は高く攻撃技として優秀だが、本来は蒙古覇極道をまともに喰らわせるために敵を拘束させるための拘束技である模様。
• 蒙古覇極道
  • 腕を使ったタックルで敵に体当たりする技。前述の泰山双龍鞭と併用した状態でまともに喰らった場合、あのケンシロウでさえ失神し暫く動けなくなる威力。

関連項目

• 北斗の拳
• 北斗の拳関連記事一覧

脚注

1. *原哲夫が語る、北斗の拳・ケンシロウやラオウら名キャラクター誕生秘話 | GOETHE　より