オクターブ 単語

11件

オクターブ

  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

オクターブとは、ある音階を基準とした、音の高さの異なる同名の音階までの音程である。

音楽関連用語の一覧

概要

例えば「ド」の音階を鳴らしたとき、1つ高い「ド」までの音程が1オクターブである。 ドレミファソラシドと数えると8番音階(8度上の音階)であることから oct という接頭辞を持つ単語として octave と呼ばれるようになった。

半音単位に換算すると、5個+7個(ドレミファソラシ)=半音12個分である。 1オクターブを12等分した音階(音)は12平均律と呼ばれている(「等分」といっても倍率の等分なので「周波数の対数盛で等間隔」という意味であることに注意。つまり半音上がると周波数が21/12倍になる)。

音の高さが違うのに「同じ音階」に聞こえるのは、音の周波数がちょうど2倍になっているためである。 つまり1オクターブ上がるたびに周波数が2倍に、1オクターブ下がるたびに周波数は半分になる。 人間の可聴周波数は 20~20,000Hz で、上限と下限の間に1000倍の開きがあるが、この1000倍というのは約10オクターブに相当する(210 = 1024)。

周波数を2倍にする処理は、2進数で処理されるコンピュータにとって親和性が高く、ビットシフト演算だけでオクターブ変更ができたりしてシンセサイザー実装にも応用しやすい。

2倍に加えて3倍で音階を割り当てていくと、五度圏の考え方にゆきつく。12平均律における半音7個は27/12≒1.4983と、3/2=1.5に近い値である。一般に半音7個を5度としてとらえると全5度の音階になり、よくハモった音程になるとされる。また、半音5個は25/12≒1.3348となり、こちらは4/3=1.333…に近い値となり、こちらもハモりになる(これは4度としてとらえると全4度の音階になる)。つまり、全4度の音と全5度の音は、元の音と戚になるのである[1]

関連項目

脚注

  1. *分数が出てきて気持ち悪いと思うが、要するに、全5度の音の倍音は元の音の3倍音に近く、全4度の音の3倍音は元の音の4倍音に近いということ
この記事を編集する
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
VOICEROIDキッチン[単語]

提供: さくらねこ

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/03/26(水) 00:00

ほめられた記事

最終更新:2025/03/26(水) 00:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP