キャベツ＆コンドーム

キャベツ&コンドームとは、熊本県熊本市にあるタイ料理店である。

それ系の怪しいお店ではない。

概要

熊本市中央区の下通商店街の中腹に店舗を持つ。街なかでCabbages&Condomsと書かれた大きな看板を見ると、一瞬は風俗関係のお店と勘違いしてしまう…という人も少なからずいるようだ。（ちなみに熊本市の下通から新市街アーケード周辺は福岡の中洲川端や神戸の福原などと並ぶ日本屈指の風俗街である。）

ここでいうComdomsとは、タイ王国の仏式祭典で使われる神聖な道具を指す…わけではなく、読んで字のごとくコンドームである。それでは、どうして店名にコンドームを冠することになったのであろうか？　もともとこのお店はタイに本店を持ち、一時期は京都府京都市の四条河原町に支店を持っていた。このお店の母団体であるPDAは本国タイ王国にて、人口爆発やHIVを防ぐためにコンドームを広める活動を行なっている。「キャベツを買うように気軽にコンドームを買って欲しい」という願いが、この店名の由来らしい。この店舗のの売り上げの3%が団体に寄付されているということで、つまり我々が食事をすることで間接的に援助を行なっているということになる。

１９８０年ごろから始まった人口爆発により、HIVの罹患率が世界でも大きな部類になりつつあったタイ王国だが、政府や各種団体が人口爆発の抑制やHIV,AIDSの予防を積極的に啓蒙していった結果、現在では人口爆発の落ち着きとともに罹患率も落ち着いているようである。この団体がそれに関係しているかは計り知るところでないが、良い方向に進んでいるようである。

 ちなみに肝心の料理だが、夜の部で３０００円から４０００円程度の予算でオーダーバイキング形式、2012年6月現在で評価は☆３つ後半とまずまずである。日本向けにアレンジされている料理との記述がレビュー内では目立つ。

関連項目

• タイ王国
• 熊本市