パコ・デ・ルシア(Paco de Lucia, 1947年12月21日- 2014年2月26日)とは、フラメンコギタリストである。
本名はフランシスコ・サンチェス・ゴメス。スペインのアルヘシラス出身。現代フラメンコギタリストの中で最高クラスの実力者であり、フラメンコギターの演奏に革命をもたらしたとされる。その活躍はフラメンコの枠に留まらず、卓越したテクニックと新しい境地を切り開く音楽性を併せ持ち、熱狂的なファンからは「神」とあがめられる。
初のソロアルバムは1967年(19歳)の「天才」であるが、これは邦題名でありスペイン語での直訳は「パコ・デ・ルシアの素晴らしいギター」である。伝説的な歌い手であるカマロンとも多くの演奏を行い、レコードを残している。
1973年に録音された「二筋の川」は軽快なルンバのリズムで大ヒットし、既存のフラメンコには関心のなかった層にも多くの信者を獲得した。
世界的に有名となった契機は、スーパー・ギター・トリオでの活躍(1979年〜)である。ジャズ・フュージョンのギタリスト達との超絶技巧を凝らした競演は世界のギタリストに衝撃を与えた。(関連項目:アル・ディ・メオラ)
6人でのバンド(セクステット)の公演も有名である。
あまりにもフラメンコ界に与えたものが大きすぎるため、彼以降のフラメンコギタリストは彼の影響から逃れられない。
若き日のパコ
二筋の川
アルモライマ
セクステットなど
掲示板
9 ななしのよっしん
2014/02/26(水) 22:33:21 ID: 3LRcW2gL1L
>8 円熟期を迎え丸くなったとはいえ完璧主義者のパコらしく、内面と向き合い悩みぬいて生みだした深さがあったように思います。
何年待っても、もう新しい曲を聴くことが出来ないなんて。もう一度公演も見たかった。早過ぎるよ...;_;
10 ななしのよっしん
2014/07/19(土) 13:22:50 ID: /oLbkXuFEi
アランフェス協奏曲やったときに、イエペスその他のプロギタリスト達から批判受けったて言われてるけど具体的にどんな批判されたんだろう。
おれはあんまりクラシック聴かないし、動画見ても良いとも悪いとも思わない演奏だった。
ただフラメンコの奴がやったというだけで表立って批判するような人物が、クラシックギター聴かない俺みたいな門外漢でも知っているような、今なお高名なギタリストになれるとは思えない。
やはりパコのアランフェスにはそれなりに隙があるのだろうけど、どうなんだろう。
11 ななしのよっしん
2015/01/28(水) 02:44:25 ID: BgCuUmQBmn
単純にパコはフラメンコにない動きになる二重奏とか三重奏が弾けなかったみたいで、それでアランフェスは叩かれたみたいですね。最近、パコがアランフェスやった時の指揮者がインタビューでそう答えてました。
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最終更新:2024/05/10(金) 06:00
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