フアン・カルロス・ムニス

フアン・カルロス・ムニスとは、千葉ロッテマリーンズに在籍していたプロ野球選手（外野手）である。

概要

マリリア フアン・カルロス・ムニス 基本情報 出身地 キューバ 生年月日 1976年1月28日 身長 体重 185.4 cm 79.4 kg 選手情報 投球･打撃 右投右打 守備位置 外野手 プロ入り 1995年 経歴 ・レオネス・インダストリアレス ・ゲレーロス・メトロポリタノス ・千葉ロッテマリーンズ(2009年-2010年) 国際大会 代表ﾁｰﾑ ブラジル WBC 2013年 プロ野球選手テンプレート

キューバ国内リーグ・MLB傘下マイナーチームなどを転々とし、2009（平成21）年に育成選手として千葉ロッテマリーンズに入団。同年3月30日に支配下選手登録となった。背番号は99。

2009年は、1軍登録は無かったが、打率.342で首位打者となり、中田翔（北海道日本ハムファイターズ）の三冠王を阻止した。

2010（平成22）年、交流戦中に1軍昇格。6月6日の東京ヤクルトスワローズ戦（明治神宮野球場）において、6番レフトで先発出場し、第3打席で由規からプロ初ヒットとなるセンター前ヒットを放った。また、続く里崎智也の打席でまさかの盗塁（二盗）を決め、ファンの度肝を抜いた。翌7日の試合（前日と同カード）の7回表には、プロ野球新記録の10者連続安打・10者連続得点の8安打目・9得点目を記録し、日本記録に貢献した。

しかし、その年のオフに戦力外通告を受け退団。結局、謎のキューバ人のまま嵐のように去って行った。

その後はブラジル野球リーグのマリリアに所属してプレーしているようである。

ほとんど一軍での活躍がなかったにもかかわらず、初年度に二軍で首位打者を取ったり、インパクトのある応援などで今でも選手・ファン両方の記憶に残る選手である（2013年のファン感謝祭でロッテの外国人といえば？という質問に福浦和也が「ムニス」と答えている）。

ブラジル人の妻を持っており、結婚と同時にブラジル国籍を取得（＝亡命）したため、キューバ出身ながらブラジル代表としての出場もある。

2013年WBCのブラジル代表に選出された。

関連動画

関連項目

• 千葉ロッテマリーンズ
• プロ野球選手一覧