マイレージとは、航空会社の付与するポイント制度である。今は航空会社以外でもマイレージの用語を使うものもあるが、本稿ではそれらの派生物についての説明は省略する。
歴史的にはアメリカの航空会社が利用者の囲い込みのために開始したが、日本でのサービス開始は遅れた。というのは日本では45/47体制と呼ばれる市場への規制が長く、マイレージサービスを必要としていなかったからであるが、それでもまずは国際線から始まり、ついで国内線でもマイルがたまるようになっていった。
基本的には乗れば貯まり、無料航空券に使えるというのが基本的な考え方だが、今では飛行機に乗らなくても提携クレカやサービスを使ったりすれば貯まるし(陸マイラーと称する)、使う方も物を買うのにも使える。また、無料航空券だけではなく上級ラウンジの利用権が与えられることもある。
制度の初期にはシステムに穴があったり付与率が甘かったため、マイレージ目当てで無意味な旅行を繰り返すなど(1日中伊丹空港と但馬空港を往復するとか)頭のおかしい 賢い利用者もおり、そうした者のことを憧憬をこめて「(マイル)修行僧」と称したりしたが、2024年現在では様々な対策が入り、そうした修行行為は下火である。最近もTVで修行僧行為をやってるアイドルは航空券ではなく上級ラウンジの利用権が目当てであり、経済的には何か特をしているわけではない。
国内線ではANA、JALの二大勢力が9割で理解がしやすいが国際線では無数の航空会社がある。そういう時に日系の航空会社を使わないとせっかくのマイルがたまらないのでは?と思うかもしれないがそういうことはない。ANAならばスターアライアンス、JALならばワンワールドという陣営に属しているためそれらの航空会社との間であればマイルを融通しあうことができる。だから海外旅行の際は自分がマイルを貯めてる側のアライアンスに属する航空会社を選ぶと良い。
じゃあ、海外のマイレージサービスに入って日本のサービスでマイレージを融通できるの?と思うかもしれない。できます。たとえばユナイテッド航空のマイレージプラスは日本国内で提携クレカを出しており、これでユナイテッド航空のマイルをためると日本のANAで特典航空券を発券できる。ぶっちゃけこの方がANAのマイルより計算有利だし、期限無いし、1年前から切符取れるしで非常におすすめ。
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最終更新:2025/12/06(土) 02:00
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