マクロス・クォーターとは (マクロスクォーターとは) [単語記事]

マクロス・クォーターとは、マクロスFに登場する架空の宇宙空母である。

概要

マクロス・フロンティア船団の防衛の一角を担う艦であり、早乙女アルト達の所属するS.M.S.の母艦でもある。
通常時は居住艦のアイランド1の左舷に繋がれている。

約80機の戦闘機やデストロイドを積載可能で、スカル小隊の使用するVF-25や、ピクシー小隊のクァドラン・レア、カナリアの搭乗するケーニッヒモンスターの他、小説版ではVF-19やVF-22も配備されている。

「なぜこのマクロス・クォーターが400m級でありながらマクロスの名を冠しているのか？いや、なぜマクロスでありながら400m級なのか？それを思いしらせてやれ！」

と艦長のジェフリー・ワイルダーが言うように、歴代のバトル級可変宇宙空母のクォーター、すなわち4分の1程のサイズしか無いにも関わらず、歴代の移民船団に冠される「マクロス」の名を付けられている異例の艦。

しかし、右舷ガンシップに搭載されているガトリング方式のマクロスキャノン（重量子反応砲）は従来の艦と同等の威力を持つのみならず、艦そのものが小型・軽量である故に非常に高い機動性能を有しており、特にトランスフォーメーションした強攻型での運動性能は従来の艦を遥かに凌駕し、サーベル状に展開可能なピンポイントバリアなど、格闘戦用の装備も充実している。
すなわち「小型であるが、それを生かして従来艦と同等の戦力となり得る」ことが、本艦がマクロスの名を冠する理由であろう。