マツダ・スクラムとは、マツダが1989年から販売している軽トラック&軽1BOXバン&軽1BOXワゴンである。スズキからキャリイ&エブリイのOEM供給を受けている。なので、中身はスズキ製である。
車名の由来は、英語で「腕・肩を組むこと」という意味。ラグビー用語から転じて、ユーザーやマツダの協調・連帯を期して命名される。
かつては、バブル期のマツダが販売店を広げた5チャンネル制度の中にあったオートザム店で販売されていたので、オートザム・スクラムの名称であった。
以前存在していた、マツダ自社製の軽トラック・ポーターキャブの後継車種でもある。なお、本家のバン・エブリイとバン仕様やワゴン仕様は、名前が分かれているが、スクラムの場合はすべて、スクラム・トラック、スクラム・バン、スクラム・ワゴンとなる。
1989年に登場。バンとトラックをラインナップ。発売当時、すでにオートザムチャンネルは存在していたが、スクラムはマツダブランドでの発売となる。この時はフロント部分に”MAZDA”と表記されていたが、後に軽自動車の規格改定により660ccになると、オートザム・スクラムとなり、オートザム店独自のマークが付く。
1991年に初のモデルチェンジ。バン&トラック共にオートザムブランドであったが、1998年にはマツダ・スクラムの名称となる。これは5チャンネル制度を廃止し、マツダブランドへの統一をするため。今ではお馴染みの通称・カモメマークが付く。
1999年にモデルチェンジ。本家・キャリイ&エブリイと同様に、セミキャブ方式となる。
2002年にトラックが、キャリイ同様にビックマイナーチェンジを行う。なお、本家・キャリイは、フロント部分に”SUZUKI”と大きく表記されているが、スクラムの場合は通称・カモメマークが付く。見た目がスクラムの方がかっこいいw。
2005年にバンとワゴンがモデルチェンジをする。トラックは、三代目のビックマイナーチェンジ版が継続販売されている。
2013年9月にトラックがモデルチェンジ。本家・キャリイトラックのモデルチェンジに伴うものである。そのためフルキャブオーバー方式のみとなる。キャリイと比較をして全てのグレードにパワーステアリングが標準装備化がされる。FR駆動の2WD車はすべてエアコンとパワーステアリングが標準装備となり、上級グレードは4WD仕様でAT仕様のみとなる。なので比較的価格が10万円ほど高い。
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最終更新:2024/12/22(日) 20:00
最終更新:2024/12/22(日) 19:00
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