マークスとは、ゲーム『ファイアーエムブレムif』の登場人物である。
暗夜王国の第一王子。父はガロン王、母は正妻エカテリーナ(故人)。
次期国王候補で神剣「ジークフリート」の継承者。
カムイの義兄で、カミラ、レオン、エリーゼは腹違いのきょうだいである。父の継妻シェンメイの連れ子であるアクアは義理の妹にあたる。上記3人の他にもきょうだいや父の妾がいたが、本編開始前に亡くしている。
騎士道を重んじ武勇に優れている。一見近寄りがたい風格だが、心根は優しく人望が厚い人物であり、きょうだい思い。どれくらいきょうだい思いかというと、趣味趣向や好物に口癖、カムイに至っては好きな匂いまで把握していたりと若干周囲が引くレベルである。ちなみにカナヅチ。
白夜王国第一王子のリョウマにどんどん超人的なイメージがつくのに対し、マークスは幼少時「夜中に廊下で父と鉢合わせし、失禁しかけた」「剣も学問も不得意だった」「内気で人の顔を見て話すことができなかった」ことが判明する。天才肌な弟のレオンへは「自分を追い越すのではと焦りを感じ、兄として格好がつくよう必死に努力を重ねていたこと」もあり、弛まぬ努力家でとても人間らしいキャラクターといえる。
女カムイへの告白や結婚後のセリフやパルレではかなりはっちゃける。
そのせいかユーザーからはケダモノと呼ばれるほど(将来は子どもは3人以上できそうな位に)。
しかしカムイを溺愛するカミラの兄であること、父ガロンがFEシリーズでは珍しく妾をとってその子どもたちも多数いるを考慮すると「血は争えない」ともいえる。
補足しておくとFEシリーズでは国王であってもハーレムよろしく複数の妻や腹違いの子がいることはまずない。例外としてはガロンの他、聖戦の系譜に登場したアルヴィス(ディアドラとの間の二子に加え、腹心のアイーダ将軍との間に一子設けている)とその父親ヴィクトル(女癖が極めて酷く、本妻シギュン以外に不特定多数の女性と関係を持っていた。作中に登場するアゼルは泥酔したヴィクトルに襲われたシギュンの下女の子)。
ただ、「策謀を巡らせ、支援C以前の時点で結婚を申し込む為に水面下で動いていた」「2人で暮らすための城の建築資材を見せて愛の告白をする」等、カムイ以外でも殊に結婚がらみで奇行に走ることも多い。
まあパパのガロン王も側室がたくさんいたし、「結婚願望を抱いているが、自分に釣りあう女となかなか出会えないので諦めかけていた」(要約)と本人も語っているので仕方ないね。
また、とある女性から「ユーモアが足りない、とにかく堅苦しい 」と言われ、直そうとしてギャグを披露した結果、きょうだいたちから病気を疑われたというエピソードも。
暗夜編ではガロンの『カムイを苦しませよ』という命令に反し、陰ながらきょうだい達と協力し自らの部下をカムイの元へ送るなど手助けをしてくれる。カムイを家族として大切に思う一方で、豹変する前の良き王であり父であったガロンをきょうだいの誰よりも知っているため、自ら掲げる意思に反した命令でも逆らい切れず苦悩する。
部下は経歴不詳でナンパ好きの青年ラズワルドと、泣き出すと驚異の武力を発揮する狂気の少女ピエリ。2人とも未来の王の側近としては不適格とも言える経歴の持ち主ではあるが、元の部下を戦争で失ったマークスが実力本位で選んだためである。
息子は後継ぎとして英才教育を施されたジークベルト。
海外版では「Xander」という名前になっている。アレクサンダー(Alexander)を短くした名前で、この名前の人物は日本語ではザンダーと表記されるのが通例のようである。
初期兵種は上級職である「パラディン」。騎兵であるため高い機動力を持ち、味方への救出コマンドでの回収や、デメリット無しの間接攻撃が可能で、所持するだけで守備+4の効果もある専用装備「ジークフリート」で戦場を縦横無尽に駆け回る。
個人スキルはHPが満タンの敵に対し与ダメ+2被ダメ-2の「騎士道」。その効果により誰よりも先に敵陣に切りこむ事が有効で、手負いに強い弟レオンのスキル「冷血」とは対の存在である。
本人の成長は幸運を筆頭に力が、次点でHP・技・守備がバランスよく伸びるが、魔防がかなり低い。また速さが並と絶妙なラインで追撃が出づらく拮抗しやすい為、暗器でステータスを下げられると敵に追撃されやすい。幸い間接武器に関してはパラディンのスキル「聖盾」でカバーは出来る(ただしレベル15での取得)。
育成期間が短い暗夜編ではパラディンのままでも十分な強さだが、遭遇戦がある透魔編では当たり前のように2回攻撃が出来るリョウマとアタッカーとして比較されがち。いっその事パラレルプルフでグレートナイトへ転職し不沈要塞を目指す、リョウマと支援A+になり、侍として「剣の達人」「流星」やピンチで光る「待ち伏せ」を得るために修行することも一考である。
もう一つの資質はドラゴンナイト。習得スキルには「切り込み」「見下す者」等相性が良いものがあり、攻撃面が強調されるが、強力なジークフリートを装備できず、特効が増え自身の魔防・速さの低さも強調されてしまい、持ち前の防御面が不安定になってしまう。
歴代シリーズのキャラが集合する『ファイアーエムブレムヒーローズ』ではきょうだい共々出演。現在通常版のほか、イースター版、水着版、浴衣版の4種類が存在する。
エンブラ帝国の尖兵としてプレイヤーの前に立ちはだかる。通常召喚された異界の英雄は「契約」によって無理矢理戦わされている状態が多いが、マークスは契約から開放された後も自らの意思で皇女ヴェロニカに付き、原作でのプレイアブルキャラでありながら弟や妹が召喚(ガチャ)で参入するのに対し、敵専用での登場になるという異例の待遇になった。その為、後のシナリオにも度々登場することとなる。
4月末-5月初頭の大英雄戦「暗夜の騎士」をクリアする事でようやく通常版の加入となった。現在は毎週日曜日に大英雄戦が開催されている。兵種は剣騎兵。
基本能力は原作同様堅牢な守備を誇るが速さと魔防は低い、動く壁。
専用武器のジークフリートは「反撃された時に、距離に関係なく反撃できる」という原作再現の性能をしているが、☆5状態まで覚醒させてようやく使用できる。奥義は戦闘前に特定範囲の敵に大ダメージを与える「烈光」。しかし「烈光」は攻撃範囲の癖が強すぎるため若干扱いにくい。
Aスキルに自分から攻撃した時守備を大幅に向上させる「金剛の一撃」、Cスキルに周囲のキャラの守備を上げる「守備の紋章」を持つため攻めにも守りにも頼りになる…のだが、速さが低めで固い特性上、自ら攻撃していくスタイルとは噛み合わない。
ちなみにA,Cスキル共々☆4ではスキルランクが2止まりであるため、ジークフリート含め本領発揮には☆5までの覚醒が必須。加えてステータスとスキルが絶妙に噛み合わないためスキル総とっかえ推奨という、育成にかなり手間のかかるキャラ。
ピックアップ召喚「豊穣の春祭り」で妹カミラと共に何とウサギルックのパステルカラー衣装に巨大なニンジン(槍)を得物にしての参戦という驚愕の展開になった。通称「バニキ」。なおジークフリートは城に置いてきたらしい。ちなみに通常版に先駆けての実装。
一応名誉のために言っておくと、本人は乗り気ではないとの事(でも奥義発動時に「スプリングハズカム(春が来た)」とノリノリに言う辺り、同時実装のイースタークロムと共にネタキャラ枠に片足突っ込んでいるとも・・・)。兵種は槍騎兵。
ステータスは通常版と比較すると速さ、魔防が大きく改善された代わりにそれ以外が低下している。特に攻撃は大きく低下している他、奥義がないため攻撃面はそのままだと弱い。
ジークフリートの代わりに装備している「ニンジンの槍」は自分から攻撃すると、戦闘後HPが回復するため継戦能力が高い。錬成することで毎戦闘後HP回復に効果が強化される。
スキルは隣接する味方と位置を入れ替える「入れ替え」、生存して修練の塔クリア時の獲得勲章が増加する「栄誉の喜び」、ターン開始時隣接する味方の守備を強化する「守備の鼓舞」とサポート寄りのスキル構成。
特に「栄誉の喜び」は聖印の強化やキャラの覚醒で結構な量の勲章が要求されるため、稼ぎ要員として重宝する。
ピックアップ召喚で水着姿を披露。兵種は斧歩兵。
原作の追加コンテンツからの水着なので初出という訳ではないが、召喚の際にキャラ紹介のテキストが下半身を隠してしまっているので見方によっては全裸に見えてしまう喜劇、もとい悲劇と相成った。
ステータスは通常版から速さが向上したステータス。
武器の「リリスの浮輪+」は周囲2マス以内の味方が戦闘する時、攻撃、速さを+1する他、Cスキル「歩行の鼓動」によって1ターン目開始時に自分よりHPが低い味方歩兵の奥義のカウントを減少させるため、春祭り版同様支援能力が高い。
攻撃面も、戦闘開始時HPが敵より高い時、攻撃を大きく向上させる「生命の業火」を持つため、通常版を超える単発火力を発揮する。奥義も自身の守備の30%を攻撃に加算する「緋炎」であるため、総合攻撃力は4バージョンの中でもかなり高い。
盆踊りにちなんで踊り子ユニットになっている。兵種は暗器歩兵。
ステータスは攻撃・守備が高い一方、速さ13と勇者の剣以外を装備したアーダンをも下回る、全ユニット中最低の数値とやたら極端。浴衣を着慣れていないからか?また、魔防は例に漏れずかなり低い。
武器の「宵闇の団扇」は騎馬特効を持ち、「待ち伏せ」「攻め立て」などの戦闘順を入れ替えるスキルを無効化する。暗器ユニットの懐に潜り込まれると反撃できないという弱点を「近距離反撃」で克服し、低い速さはHP一定以上で攻撃された時に絶対追撃する「切り返し」で補う。要約すると「踊る要塞」。
Cスキルには奇数ターン開始時に自分と隣接する味方の守備を上げる「守備の波・奇数」を持つため、元々高い守備を更に高めることができる。
かくもスタッフとファンから愛されているマークス兄さんの生き様に幸あらん事を…
ファイアーエムブレム無双にも登場。クラスはパラディンから無双オリジナルクラスの暗夜王へとクラスチェンジする。固有スキルは弓・魔道書・竜石によるダメージを軽減する「聖盾」。
常夜の城できょうだいの捜索を指示しつつ、城を包囲している白夜軍と交戦。きょうだいと合流したリアン達に救出された後、彼女らにきょうだいを託し、カムイの捜索に戻った。その後、大平原にてリョウマ率いる白夜軍と行方不明のカムイをめぐり一触即発の状況であったが、下のきょうだい3人ずつと合流したリアン・シオン姉弟たちアイトリス軍と交戦し、鎮圧されるも、消息を絶つ。その後アイトリス軍の捜索により王領の森にて発見されるも、暗夜王国の外道軍師マクベスにカムイ、リョウマ共々洗脳された状態で襲いかかる。マクベスを倒すことで洗脳が解け、白夜王国と一時的に和解、アイトリス軍と合流することに。
ちなみにこの洗脳された状態、素のステータスが爆発的に上昇している上、攻撃しても一切ひるまない。要約すると虎牢関の戦い(三國無双)の呂布状態、しかもその状態の3人が同時に襲いかかってくるというどうあがいても絶望な状態。とにかく無視してマクベスをぶちのめすべし。一応下記のように騎馬特効を持つため、騎馬特効を持たせた上で三すくみ有利なら竜特効が乗るカムイ同様倒せなくはない。リョウマ?知らん
ステータスは原作同様堅牢な守備を誇り、フレデリクほどではないがかなり物理攻撃に強い。さらに幸運も非常に高いため、幸運の値を参照するスキルの恩恵を非常に強く受け、攻守共に大きく底上げされる。加えて今作では騎乗ユニットの機動力が凄まじく高いため戦場を縦横無尽に駆け巡ることが可能と走攻守がハイレベルにまとまったユニット。
攻撃モーションは、攻撃自体はとても速いがあちこちに動き回りながら斬りつけるのでサイクル的にはそれなりに速い程度。それと慣れるまでが大変。強1攻撃の突撃が移動+雑魚散らしに便利で、強攻撃ボタンを連打するだけで戦場の端から端まで駆け抜けられる。
弱点は騎兵特効が乗ることと魔防が低いこと。…と言っても騎兵特効持ちの敵は基本的にいないのであまり気にする必要は無く、魔法攻撃に対しては自分のスキル「聖盾」である程度対策は出来る。
きょうだい共々スピリッツとして登場。☆4(LEGEND)クラスの攻撃属性アタッカー。
FE勢の中ではエフラム、ミカヤ同様呼び出しでのみ入手でき、呼び出すにはカミラ、レオン、エリーゼの台座が必要。特にレオンは灯火の星では手に入らない(スピリッツボードのみ)ので揃えるのが地味に手間。
ステータスは攻撃が若干低い分防御が高めと漆黒の騎士やシリウスと正反対の傾向。
特性は「剣攻撃強化」。「武器攻撃強化」を持つシリウス同様、剣を操るFE勢と非常に相性が良い上、サポータースロットも3なのでアレンジがしやすい。
しかし、FE勢の中ではカムイとは微妙に相性が悪い。というのもカムイは剣(夜刀神)を持っているが、他のファイターと違い、体を竜化させて攻撃する技も交える特殊な戦い方をすることから「剣攻撃強化」が乗らないことがあるため。
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掲示板
192 ななしのよっしん
2022/03/02(水) 12:46:30 ID: l6LHUGy961
>>188 だいぶ亀レスだけど
無双でマニキの盾はかなり品薄になりがち。
ストーリー20章だったかでプレイアブルに設定した味方のシャドーが登場するから、マニキをプレイアブルに設定して騎馬特高持ちを他に一人用意すれば割合短時間で回収できる、と思う……。
他のプレイアブルキャラとしてやっぱり品薄になりがちなキャラを出しておくと一石二鳥。
注意点は、ストーリー初見時に主人公が出撃する場所(濃い青色のマス)に配置されるキャラのシャドーは出てこないので、そこにマニキを置かないように。
193 ななしのよっしん
2022/03/02(水) 19:31:08 ID: dGF3W8+I0T
リョウマやマルスあたりと稼ごうかしら…ガーネフあたりと一緒に出現してくれるのが一番楽ではあるが…
194 ななしのよっしん
2022/03/07(月) 23:04:03 ID: y40F++8Vql
>2人で暮らすための城の建築資材を見せて愛の告白をする
鳥か何かかな
急上昇ワード改
最終更新:2025/02/26(水) 02:00
最終更新:2025/02/26(水) 01:00
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