カンナ(ファイアーエムブレム)とは (カンナクンチャンとは) [単語記事]

ちょっと強くなったよ！
えらいー？

カンナ(ファイアーエムブレム)とは、ゲーム「ファイアーエムブレムif」の登場人物である。

概要

主人公カムイの子供で、カムイの性別が男なら女の子、カムイが女なら男の子のカンナが誕生する（※当然のことながら物議をかもした同性婚だと誕生しない）。髪の毛の色は男の子はカムイの、女の子ならカムイのパートナーである母親の髪の色に依存する。

子世代キャラの中でも一番幼く描かれていて（きょうだいが居る場合はカンナは必ず弟or妹となる仕様）、ややこしい境遇からか親子関係がこじれてしまいがちなキャラたちの中で、カンナはストレートに両親に甘えてくるのが特徴。

勿論、カムイのパートナーの気質も受け継いでいる。DLC「絆の白夜祭」の親子会話ではその辺りを強調した会話が用意されていて、はわわっ娘になったり、執事道に目覚めたメンドクサイ父子たちになったりetc... と非課金プレイにこだわらないのなら必見の出来となっている。

カムイと同様に竜の力を継いでいて、竜に変身することもできる。（軍の中で一番、竜石で遊んでいる）

誕生日は4月19日。

名前について

アイヌ語で「カンナ」だけだと「上」を指す言葉。そこに「カムイ」（アイヌ語で神）を続けて「カンナカムイ」とすると「上から降って来る神＝雷」転じて竜を指す、カムイの子供としてよく考えられたネーミングとなっている。

海外版ではカムイが「Cor rin」とそういう意図はすっ飛ばされ、カンナは「Kana」になっている。（カナくんちゃんかな？）
同じインテリジェントシステムズ開発の「メイドインワリオ」シリーズのカット＆アナ（Kat&Ana）、特にカットと造詣が似ているのでその辺りからかも？（深読みしすぎ）

外伝マップ「竜の血が持つ宿命」

カムイとパートナーが結ばれることで、外伝マップ「竜の血が持つ宿命」がオープンとなり、クリアすることで仲間になる。

「竜の血が持つ宿命」は敵兵に襲われ傷ついたカムイを助けようとしたカンナに竜の力が発現。そのままでは暴走しかねないという状況で開幕する。

ステージ構成はマップ中央の屋敷にNPCとして竜化しているカンナが配置され、あちこちからカンナ目指して攻めかかってくる敵兵を阻止する防衛戦の色合いが濃いものとなっている。

屋敷の周りには空堀がめぐらされていて、竜脈を発動させると水堀となり侵攻の妨害ができるものの、ターンが進むと敵援軍として天馬武者が現れて水堀を飛び越えてきたり、シリーズ恒例（？）な奇妙なバーサーカー二人組が現れて場を乱してくるので油断はしないように。

ゲーム序盤（特に暗夜編で）で挑戦すると戦力が揃いきっていないので頭数不足に悩まされるかも。無理に攻陣・防陣に拘らずバラして運用した方が安定する場合もある。

ユニットとしての性能

初期クラスはカムイと同様にダークプリンス（プリンセス）、上級職は暗夜編ならダークブラッド、白夜編なら白の血族（透魔編なら両方選べる）+カムイのもう一つの素質+カムイのパートナーの素質から選べる（+マリッジプルフやバディプルフ、DLC系クラスも）。

固有スキルは「竜の御子」。竜石を装備した状態で自ターンを迎えるとHPが15%回復する。
夜刀神のような専用武器は無い（※DLCの中には装備しているシナリオもある）のでカムイとの差別化を図るなら竜石を用いた運用をメインに据えることになる。竜石は追撃ができないことや「竜の御子」の回復を考えると盾役として「防御陣形」や「大盾」などの防御系スキルを中心としたセッティングになるだろう。