マリネッティ

マリネッティ（Marinetti）とは、

1. イタリアの詩人、フィリッポ・トンマーゾ・マリネッティ。
2. 小説・OVA「銀河英雄伝説」の登場人物。CV.岡和男（石黒監督版OVA）。

この項目では2.について解説する。

概要

自由惑星同盟軍准将。石黒監督版OVAにおいては赤毛で壮年の男性として描かれ、旗艦は＜ロスタム＞。

独立分艦隊の指揮官を務め、第八次イゼルローン要塞攻防戦の際にサンドル・アラルコン、ライオネル・モートン、ザーニアルとともに混成の援軍を編成、イゼルローンに戻るヤン・ウェンリー大将の指揮下に入る。麾下艦艇は610隻。石黒監督版OVAでは戦闘突入前、レダⅡでの作戦会議でその顔を見せている。 まあ喋らないんですけどね。

原作では以降出番はないが、OVAではその後、ランテマリオ星域会戦に先立つ作戦会議でザーニアルと並んで登場。台詞はないですけどね。会戦そのものでは先鋒指揮官を務める。
ミッターマイヤー艦隊の攻撃に対し、ザーニアル分艦隊とともに狂騒状態に陥ったシーンで登場するが、「＜ベイオウルフ＞発見」の部分を担当しているためか同格のザーニアルに比べ動きが多く、また台詞も十倍ほど存在するなど、ザーニアルに比べ格段の優遇ぶりである。まあどんぐりの背比べなんですけどね。

登場するシーンはそれだけではない。
なんとアレクサンドル・ビュコック司令長官による後退命令を受ける場面でも、落ち着きを取り戻し再編成と後退を指示するのはマリネッティなのである！これで二度、レダⅡでのシーンを合わせれば三度も登場していることになるのだ。旗艦が旗艦級大型戦艦っぽいのに名前しか出ないデュドネイどころか、ザーニアル、いやランテマリオ会戦に限ってはパエッタに比べても圧倒的なまでの優遇を受けているといえるだろう！まあ五十歩百歩ですけどね。 

ランテマリオの後に少将に昇進、マル・アデッタ会戦にも参加しており、ザーニアルともどもハイネセンからの出撃シーンでシャトルに搭乗しているのが確認できる。まあ会戦中の出番ないんですけどね。

セリフ一覧

すべてOVA48話より抽出。

• 「疾風ウォルフの艦隊か！」
• 「全砲門開け！ビームもミサイルも撃ちまくれ！ 
  　　　　　　　　ここで一度食い止めないと、一気に突き崩されるぞ！攻撃だ攻撃ィー！」
• 「……艦列を立て直せ。後退する」

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関連項目

• 銀河英雄伝説
• 自由惑星同盟
• ヤン・ウェンリー
• アレクサンドル・ビュコック
• ザーニアル
• ライオネル・モートン
• サンドル・アラルコン
• ロスタム