ムーアの城とは (ムーアノシロとは) [単語記事]

ムーアの城とは、ドラゴンクエストVI 幻の大地に登場するダンジョンである。DS版ではデスタムーアの城と表記される。

概要

本作のラストダンジョンでありラストボス、デスタムーアの居城。彼が作り出した狭間の世界の最奥部の島にある切り立った高台の上に建っており、さらに城そのものにも結界が張られているという厳重さのため当初は入れない。
入るためには、大賢者の兄弟マサールとクリムトをそれぞれ牢獄の町と嘆きの牢獄から救出し連れてくる必要がある。（そもそも、マサールを救出し彼からもらえるある道具を使用しないと島にすらたどり着けない。）

彼らを連れてくることでムーアの城の高台と城に張られた結界が取り払ってもらえ、ここでやっと中に入れるようになる。城内は4フロアに別れ、1階はムドーの城にどことなく似ており特に仕掛けはなく、外観部分に出現する死の踊り（即死技）を使うホロゴーストや内部に出現するトロルボンバーやガーディアンに少し注意を払うことを除けば迷いも苦戦もしないであろう。

2階は4作目から登場した滑る床が配置されているがスイッチの切り替えで無力化が可能な上回復ポイントもある。
こちらも仕掛け自体は大したことはない。ただし、このフロアより攻守の隙がないサタンジェネラルやブースカが多く出現し後述の3階の仕掛けの特性上この二者の難敵と遭遇する頻度が多くなり、メンバー・職業構成やレベルによっては、かなり消耗しやすいかもしれない。

3階は設置してある穴に囲まれた足場を設置されたジャンプ台を駆使して移動することになるのだが、はずれのジャンプ台を選ぶと穴に落ち再度2階からやり直しになってしまう。4階には先へ進むための本物の扉とループする偽の扉、さらにその先には霧で見えない迷路になっており、前述の立ちはだかる敵の強さも相まってなかなか苦戦させてくれる。

ところどころに設置してある宝箱の中身は優秀なので、初回時は宝箱の中身の回収に専念した方がいいだろう。
ちなみに最奥部はムーアが待ち構える赤い空間が広がっている。（リメイク版では漆黒の闇に包まれており
流れ星やオーロラが見える）