オーロラ(Aurora)とは、極域の方で観測できる気象現象である。
極光(Northern Light)とも呼ばれる。
オーロラとは、太陽風と言われる現象にて太陽から飛来するプラズマ粒子が、地球の大気の物質と作用を起こして地球の遥か上空で発光する現象である。そのため、オーロラが観測された時に宇宙から地球を見るとオーロラが北極周辺、または南極周辺を中心にリングを形成しているように見える。
よく「光のカーテン」などとも呼称されるが、事実オーロラの活動が活発化すると突風に吹かれるカーテンの如く揺れ動いているように見える事がある。
オーロラが出現するのは遥か100km以上の上空、即ち大気圏外の領域なので観測する地域が晴れていないとオーロラは見えない。ただし、「飛行機の窓から、同じ高度にオーロラが見えた」という目撃例もあるのだが、これは地球が球体であるという事情からくるものであり、地平線の向こうに発生したオーロラを飛行機から見たという事に他ならない。
また、オーロラが見られるのは南極、またはカナダ、アラスカといった北欧など寒い地域で観測できるものだが、厳密には「オーロラが見られる地域は寒い」と書くのが正しいかもしれない。ただ、言い換えれば最初に述べた通り太陽風と作用を起こせる、大気や磁場のある惑星では(地方は限られるかもしれないが)観測できる気象現象なのであり、日本でも(可能性は限りなく低いが)観測できなくはない現象なのである。事実、昔からオーロラ観測にまつわる文献が日本にも古くからいくつか存在し、最近では1958年に北陸~関東にかけてオーロラが見えたという記録がある。
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最終更新:2023/09/27(水) 07:00
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