九三式中間練習機(K5Y)とは、日本海軍の練習機である。 (通称:赤トンボ)
昭和初期は第一線を退いた偵察機を練習機として代用していたが、実用機の能力向上に伴い新たな専用練習機が必要となった。そこで空技廠(海軍航空技術廠)で開発されたのが九一式中間練習機(以下、九一式中練)であり、最高速度が204km/hと高速であったが安定性に欠けていた為に量産化されなかった。
1933年になると九一式中練を再設計。上翼の取り付け位置変更、下翼にも補助翼を導入、尾翼の再設計などの改良を施した事で安定性が大幅に向上し、速度・操縦性とも申し分のない機体として1934年1月に日本海軍に九三式中間練習機として正式採用された。
生産は川西航空機、九州飛行機、日本飛行機などで行われ、陸練型・水練型などを合わせた生産数は5591機。日本海軍の主力練習機として多くの搭乗員を育てた事で日本の航空史を語る上で欠かせない存在である。(一部は民間機として使用された)
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最終更新:2024/11/08(金) 07:00
最終更新:2024/11/08(金) 06:00
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