何事も暴力で解決するのが一番だとは (ナニゴトモボウリョクデカイケツスルノガイチバンダとは) [単語記事]

何事も暴力で解決するのが一番だとは、サイバーパンクニンジャ活劇小説「ニンジャスレイヤー」に登場するセリフである。

概要

（（レッドゴリラ＝サン！マスター・レッドゴリラ＝サン！俺に道を示してくれ！））
混乱するサイクロプスは、ニューロンの中でニュービー時代のメンターの名を叫んだ！ニューロンの中に深く刻み付けられたレッドゴリラの残像が、彼にこう告げる……

（（何事も暴力で解決するのが一番だ））

ポストを読み込み中です
 https://twitter.com/NJSLYR/status/122320838816038912

略して「何暴」。
作中に登場する敵組織「ザイバツ・シャドーギルド」所属のニンジャ「レッドゴリラ」のセリフである。
正確には、レッドゴリラの弟子であるサイクロプスの脳内レッドゴリラが発した教えであるが、レッドゴリラ自身も劇中で「面倒だ！命令の出ておらんその他大勢は皆殺しにすれば良い。面倒は殺すに限る！」と発言しており、普段から脳筋思考力で解決する指導をしていたことが伺える。

いかにも知能指数が低そうな教えだが、マッポーの世である作中世界内において暴力で解決された事例は数多く、読者からはネタにされるとともに忍殺世界における箴言として扱われる。
実際、主人公であるニンジャスレイヤーも同じ回で

「どのニンジャから先に殺すべきか！？」
「最終的に全員殺せばよいのだ！」

と決断的に行動している。

ただし、レッドゴリラ自身は教養や礼儀作法が重んじられるザイバツ内でマスター位階にまで昇進しており、また「ザイバツ・シテンノ」という幹部候補の特別位階にも就いていた。政争の絶えない組織内でも「暴力しか頭にない脳筋野郎」ではなく「政治に拘泥しない豪傑」と評されていたフシが有り、暴力を振るう相手や機会は弁えていたと思われる。