創造の座、オムナスとは、マジック:ザ・ギャザリングで2020年10月現在、スタンダードで最速で禁止カードに指定されたカードである。
創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation
(R)(G)(W)(U)
伝説のクリーチャー - エレメンタル創造の座、オムナスが戦場に出たとき、カードを1枚引く。
上陸 - 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、このターンで初めてこの能力が解決されるなら、あなたは4点のライフを得る。2度目なら (R)(G)(W)(U)を加える。3度目なら、創造の座、オムナスは各対戦相手とあなたがコントロールしていない各プレインズウォーカーに、それぞれ4点のダメージを与える。4/4
4色という唱えるのが難しい代わりに戦場に出さえすれば土地を出すたびにアドバンテージを得ていくことができる。通常、1ターンに1回しか上陸を誘発させることはできないが、フェッチランドを活用すれば2度目の能力を誘発させることまでは簡単である。イリーシアの木立のドライアドのように追加の土地プレイを許容するカードがあれば3度目の誘発も現実的になる。自然の怒りのタイタン、ウーロのように、EtBで手札から土地を出すことを許容するカードでもよい。
このカードは、ゼンディカーの夜明けの目玉カードとして作成された。これまでの4色カードは強さがあまりにも微妙だったが、このカードの強さは壊れすぎていた。他のカードとのシナジーも抜群で、4色オムナス(このカードをベースにしたランプデッキ)というデッキが席巻し、自然の怒りのタイタン、ウーロがまず禁止指定された。その後も4色オムベンチャー(出来事カードを軸にしたこのカードをベースにしたデッキ)というデッキが環境を支配してしまう。その結果…
2020年10月12日、このカードを含む3枚がスタンダードで禁止カードに指定された。直前の2020年シーズン・グランドファイナル(参加者32名)においてもスタンダードのデッキで4色オムベンチャーデッキと4色オムナスデッキがそれぞれ19と4存在し、その他の赤黒(ラクドス)ミッドレンジ(4)、赤緑(グルール)アドベンチャー(3)、青黒(ディミーア)ならず者(1)、緑青赤(ティムール)アドベンチャー(1)デッキに対して圧倒的に数で上回っていた。また、ヒストリックにおいても13人が4色オムナスデッキを使い最大勢力となっていた。これに伴い同日付でヒストリックにおいても一時停止指定された。また、ブロールにおいても多くのプレイヤーが統率者として指定しており、勝率も高かったため、禁止指定された。
スタンダードでの禁止までの使用可能日数は紙で17日、オンラインで24日であり、これまでの最短であった記憶の壺(発売から45日、使用可能期間31日)よりも短い不名誉な記録を打ち立ててしまった。
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最終更新:2024/11/09(土) 07:00
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