天海戦術とは、天海春香によるはるかさん増殖を利用した、数に物を言わて目的を達成しようとする戦術思想である。
ぷちます!第33話(原作1巻12話)にて、やよいの手拍子によりボソンジャンプどこかへワープしてしまったみうらさんを探すべく張り切る春香。
その春香が取った手段とは、はるかさんを増殖させみうらさんを捜索しようというものであった
当然ながらはるかさん相手では統率が取れないため、名前こそ似通っているが古典的かつ一般的な理解である「人海戦術」とは大きく異なる。どちらかといえば飽和攻撃に近い。
はるかさんに水をかけると増殖を始める。ここまでは単純かつ明快であるが、問題は「はるかさん集団」を確実にコントロールする手段が乏しく、また増殖数の制御と単体に戻す事が困難な点にある。加えて、増殖しても集団で動く事が多いため、各方面へ分散し、手分けして何かをすると言った目的にはまったくもって不適である。
特に単体へ戻す事が出来る手段、人物は限られており、増殖を仕掛けた天海春香自身が危機的な状況に陥った事すらある。したがって、運用には細心の注意と事前の準備が必要である。
秋月律子式=現状、もっとも強力かつ確実に「はるかさん集団」を「はるかさん」へ戻すことが可能。また、巨大化はるかさんのサイズ調節も可能である。「整列!!」「戻れ!!」。
高槻やよい式=初のはるかさん増殖時に元へ戻したとされる方法。詳細は不明な点が多く、目撃した者は少なからず恐怖を抱くという。天海春香ですら「やったらマジ泣きしますよ私!!」という程の行為である。
萩原雪歩式=上記秋月律子式に似てはいるが確実性には劣る模様。
ぷちます!第33話(原作1巻12話)=みうらさん捜索時。秋月律子式で復帰。
原作3巻30話A=ラジオ収録時。「大合唱」を目論むも収録ブース内が増殖したはるかさんで埋まり、身動きすら取れない状況へ陥る。高槻やよい式で復帰。なお、この際の行為を目撃した天海春香、ちひゃー、はるかさんが真っ白になった。以降、天海春香本人による、明らかにそれとわかる天海戦術は用いられていない(番外編およびアクシデントを除く)。
例外として、原作2巻16話で我那覇響がゴキブリを見て暴走するいおを取り押さえるためにはるかさん増殖を実行した事がある。この際の復帰方法は不明。また、我那覇響ははるかさんおよびはるかさん集団をある程度コントロール出来るような描写が多い。
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最終更新:2025/01/21(火) 21:00
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