天皇誕生日(てんのうたんじょうび)は、日本の国民の祝日のひとつで、今上天皇陛下のお誕生日を祝う日である。
そのものずばり、今現在の天皇陛下のお誕生日を祝日としたものである。現在のものは1948年の「国民の祝日に関する法律」第2条により制定されたものだが、それ以前の時代にも天皇陛下のお誕生日は祝日とされており、古くは「天長節」とも呼ばれた。
この日は皇居の一般参賀(一般人でも宮中に入れる行事)が行われ、天皇陛下を間近に見てお祝いすることができる。
1988年(昭和63年)までは昭和天皇陛下のお誕生日である4月29日が天皇誕生日であったが、1989年、陛下の崩御に伴い上皇陛下のお誕生日である12月23日に天皇誕生日が移された。平成より前は小学校などの冬休みは例年12月25日頃からであったが、23日に祝日が入ったことにより冬休みが少し早まるようになった。全国の小学生中学生たちは陛下に全身全霊の感謝をしよう。
2019年(令和元年)5月1日に今上陛下が上皇陛下より譲位を受け御即位された。これにより今上陛下のお誕生日である2月23日が天皇誕生日となるが、当年の誕生日は御即位前に過ぎており、令和最初の天皇誕生日は令和2年(2020年)2月23日となる。また、諸々の事情により上皇陛下のお誕生日である旧天皇誕生日は令和元年より祝日から外されることになっている。
4月29日の昭和の日(しょうわのひ)は、昭和天皇陛下のお誕生日であり、かつては天皇誕生日であった。
1989年に昭和天皇陛下が崩御なさると、今上天皇陛下のご即位に伴い、名称が「天皇誕生日」から「みどりの日」に変更された。以後も国民の祝日であり続け、後の2007年に「昭和の日」に改称された。一方で、「みどりの日」は今まで「国民の休日」という名前だった5月4日に移動することになった。
5月1日のメーデーなども休める贅沢な社会人の場合、この昭和の日を始点として長いゴールデンウィークを取ることもある。テレビなどでGWの移動ラッシュが報じられ始めるのもだいたいこの日からである。全国のゆとりある大人たちは前陛下に全身全霊の感謝をしよう。
明治天皇のお誕生日であるグレゴリオ暦11月3日は現在は文化の日となっている。その日は旧暦では9月22日であったため、明治元年から明治5年までは9月22日が天長節であり、明治6年(1873年)の改暦により11月3日に移動した。大正時代の間は祝日として祝われることはなかったが、昭和に入って明治節として復活し、戦後の祝日法で文化の日となった。
大正天皇のお誕生日である8月31日も大正時代の間は天長節であった。しかし、暑すぎてお祝いどころではないため、8月31日の天長節とは別に10月31日を天長節祝日とし、10月31日にお祝いの行事を行った。なお昭和に入った1927年にどちらも祝日ではなくなった。現行の祝日には大正天皇のお誕生日に由来する祝日は存在しない。
掲示板
48 ななしのよっしん
2024/05/04(土) 10:49:19 ID: /edTSlMzwv
>>46
きっかけはたまたまにせよ、定着して久しいゴールデンウィークを、(平成元年にもなって)今更なくすことできないからとりあえずみどりの日にした……みたいなことをいいたいんだと思う。
49 ななしのよっしん
2024/05/04(土) 10:57:11 ID: pr1TDUyqDL
正直ゴールデンウイークいらんわ
みんな同時に休むから道路も行楽地も混雑するし
祝日は天皇誕生日と建国記念日だけで十分
その代わり有給40日にしろ
50 ななしのよっしん
2024/05/17(金) 06:08:48 ID: /edTSlMzwv
それはよく言われるけど、結局みんな似たような日に有給取るだけになるんじゃないかなぁ、と。
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最終更新:2024/10/11(金) 11:00
最終更新:2024/10/11(金) 10:00
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