慣用句(かんようく/idiom)とは、各単語の意味を離れて慣用的に使われている表現である。
例えば、「話の腰を折る」は、誰かの腰をアルゼンチンバックブリーカーでへし折ることではなく、「他人の話に割り込む」という意味である。
すなわち、「腰を折る」の意味が本来とは離れて別の意味になっている。
例えば、「He cried wolf.」は、彼が狼のようにワオーンと吠えたのではなく、「口から出任せを言った(狼少年の逸話に由来)」という意味である。
このように、本来の意味から離れて使われている表現が慣用化したものが慣用句である。
ことわざや故事成語などとの境界は曖昧であり、ことわざ辞典などではしばしば混同される。
ことわざと慣用句を区別する場合、慣用句は動詞・形容詞として使われることが多く、また教訓的な内容を含まないものをさす。
ニコニコ大百科に記事のあるもののみ。
単語の意味を離れた教訓を含まない表現は、ことわざ・故事成語・格言・成句と重複する場合も記述する。
また、伝統的ではない慣用表現も同列に表記する。
故事成語の記事も参照。
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最終更新:2024/09/09(月) 04:00
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