富嶽三十六景 単語

24件

フガクサンジュウロッケイ

  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

富嶽三十六景とは、葛飾北斎による浮世絵の連作である。

概要

各地から見える富士山富嶽)の色を描いた葛飾北斎浮世絵で、1822年から1831年の時期に出版されたと考えられている。

三十六の名から36枚分の絵があると思われがちであるが、実は人気が高かったため後に10枚(俗に「裏富士」と言われる)が追加されて合計46枚になっている。

中でも世界的に有名なのは、横浜の本牧から富士山を見た色を描いた「神奈川浪裏」で、しいの中、大波がを漕ぐ人々をダイナミックに翻弄している様が描かれている。また、富士を描いた「凱快晴」、中から富士横に見る視点の「山下」(通称「富士」)も人気が高く、この三つを「三役」という。ほかに飛脚の手紙が舞い散る様を描くことでの描写を与えた「駿州江」や職人の巨大な箍をフレーム富士を収めた「尾州不二見原」などが著名。

  富嶽三十六景・神奈川沖浪裏 富嶽三十六景・凱風快晴 富嶽三十六景・山下白雨

フィンセント・ヴィレム・ファンゴッホクロード・モネ、アンリ・リヴィエールなどの海外の画にもを与えたと言われている。リヴィエールは富嶽三十六景のフランス版として「エッフェル塔三十六」と呼ばれるリトグラフの連作を描いている。

なお、作品そのものに記載されているタイトルは「冨嶽三十六景」で、現在の表記とは異なっている。

図版の利用

余談

関連動画

関連静画

関連商品

関連コミュニティ・チャンネル

関連項目

この記事を編集する

掲示板

掲示板に書き込みがありません。

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/05/13(月) 11:00

ほめられた記事

最終更新:2024/05/13(月) 11:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP