平野歩夢

平野歩夢（ひらの あゆむ）は日本のスノーボード選手である。

概要

1998年11月29日生まれ、新潟県出身。木下グループ所属。
4歳よりスケートボードとスノーボードを始め、2013年1月のX Games・スーパーパイプで史上最年少（14歳）で銀メダル獲得を獲得し話題に。

2014年のソチオリンピックでは男子ハーフパイプに出場し銀メダルを獲得。これは冬季五輪における日本選手最年少メダリスト（15歳74日）、かつ日本選手史上初となるスノーボード競技での五輪メダリスト（なお同大会では同じ男子ハーフパイプで平岡卓、また女子パラレル大回転で竹内智香も表彰台に上っている）、さらにはスノーボード競技における最年少の五輪メダリストという、一度に歴史を塗り替えてしまう偉業であり、平野はギネス世界記録保持者にもなった。

その後も2016年にはX Gamesのスーパーパイプで優勝するなど、途中大けがを経験しつつも世界の第一線で活躍。平昌オリンピックを前に控えた2018年の同大会では史上初の連続ダブルコーク1440（縦2回転+横4回転）を決め金メダル獲得。

平昌オリンピックの男子ハーフパイプ決勝では、同じ日本の戸塚優斗がリップに激突するアクシデントがあり重たい空気が流れる中、またもダブルコーク1440を連続で決め95.25点をマーク。アメリカのショーン・ホワイトに勝つことこそできなかったが、2大会連続となる銀メダルを獲得した。

東京オリンピックでは新種目のスケートボードでの出場を目指しており、平昌でメダル争いを繰り広げたショーンとの再戦に向け研鑽を積んでいた。スケートボードの男子パークに出場したが、残念ながら予選敗退となった。

北京オリンピックの男子ハーフパイプ決勝では、五輪史上初のトリプルコーク1440（縦3回転+横4回転）を成功させ、自身初の五輪金メダルを獲得した。

関連動画

関連項目

• スポーツ選手の一覧
• スノーボード
• 岩崎恭子（西矢椛以前の夏季五輪最年少メダリスト、現在は競泳最年少）
• 西矢椛（夏季五輪最年少金メダリスト、銀以下も含めると最年少は開心那）
• 若者の人間離れ

関連リンク

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