放課後地球防衛軍

『放課後地球防衛軍』とは、早川書房（ハヤカワ文庫JA）より出版されている笹本祐一によるジュブナイル日常系本格SF小説である。

概要

南と東が太平洋に面した日本の片田舎の岩江市が舞台のジュブナイル日常系本格SF小説である。

地元の岩江高校に通う天文部の桐生祥兵、清水雅樹、マリア・ベアーテ・鈴木の３名と顧問の梅田杏が流星嵐の観測を行った翌日、なぞの美少女転校生の三日島悠美がやってきて物語が展開していく。

2巻現在、『放課後地球防衛軍』とのタイトルにもかかわらず、地球を防衛している描写はあまりない。

同作者の『ARIEL』シリーズのようなギャグ要素は薄く、『妖精作戦』シリーズや『スターダスト・シティ』、『ミニスカ宇宙海賊』のような活劇要素もない。あえて挙げるなら『星のパイロット』シリーズのテイストに近い。

登場人物

桐生祥兵（きりゅうしょうへい）

岩江高校天文部員。

清水雅樹（しみずまさき）

岩江高校天文部員。

マリア・ベアーテ・鈴木（まりあべあーてすずき）

岩江高校天文部員。祖父がドイツ人。

藤田杏（ふじたあん）

岩江高校天文部顧問。岩江高校OG。

三日島悠美（みかじまゆみ）

なぞの美少女転校生。天文部に入部する。

既刊

• 放課後地球防衛軍1 なぞの転校生（初版 2016年11月25日）
• 放課後地球防衛軍2 ゴースト・コンタクト（初版 2019年3月20日）

関連項目

• 笹本祐一