旅館のあのスペース

旅館のあのスペースとは、皆が好きな旅館のあそこである。

概要

正式名称は「広縁（ひろえん）」と言う。「旅館の謎スペース」や「旅館のあそこ」、「旅館の謎空間」などの呼称もある。

広めに作られた縁側の一種で、明確な定義はないが概ね1365mm以上のモノを指す。

大抵、椅子とテーブルが置かれ、旅行の空き時間にボードゲームに興じたりオジサンがタバコをふかしたりするのに利用される。簡単に言えばくつろぐための場所。

お盆や和菓子、木製の変なパズルが置かれていることも。

日本家屋独特の様式であり作られた理由としては

• 部屋を広く見せる効果を狙った。
• 日差しから家具を守るため。実際、広縁があるのとないのとでは畳や障子の傷み具合がだいぶ違うらしい。
• 出入り口の一つ。
• 客室同士を繋ぐ廊下。
• 畳に不慣れな外国人のため。

などの言い伝えがありハッキリとはしていない。

身分制度があった時代に身分が低く室内に立ち入ることが許されない者を隔離するスペースとして作られ、それがやがて身分制度が撤廃されると、人々が集い話し合う場所として変化を遂げたという説もあるが信憑性は低い。

関連動画

関連静画

関連リンク

• 旅館のあのスペースを自分の部屋に作る

関連項目

• 旅館
• 和室
• 縁側
• ニコニコ国内旅行
• 名称が無い物事を説明しているニコニコ大百科の記事の一覧