椅子(イス)とは、人間が楽に中腰の体勢を維持するための道具・家具の一種である。
人間と椅子の関係は非常に古く、人間以外の霊長類の動物も切り株や薪・岩などに腰掛けたりする。
食事用(食卓)・事務用・勉強用といった机と対になっている場合も多い。座る事自体が目的ではなく、機械等の操作、乗り物の運転・操縦といった作業目的の負担を軽減し、また集中するために備えられる例も多い。
「席」「座席」とも呼ばれ事もあるが、そちらは椅子自体でなく、場所やスペースを指す。特等席、助手席など。椅子に座っていない「立ち見席」は一見矛盾して聞こえるが、実は辻褄が合っている。
お尻が載る部分を座面と言い、地面からの高さは一般に40~50cm程度。子供用や地に足が着かなくてよい用途のものでは様々なサイズがある。お尻が痛くならないようにクッションを備えるものが多いが、無い場合は各自お気に入りの物を用意して敷くとよい。
上半身を支えるために背もたれが付いているものもある。正しく座ろうとする場合、一方からしか座ることが出来ない。このため広さの制約が厳しいオフィスなどでは、椅子の脚に軸を取り付け回転式にしたものがよく用いられている。さらにキャスターを付けると、机に向かった際容易に楽な姿勢をとることが出来る。
他にもヘッドレスト、肘掛け、フットレスト等様々なパーツがある。
約1,000円の折りたたみ椅子から、職人の作る一脚1,000,000円のハンドメイド品まで様々。
用途によって使い分けよう。
高ければいいというものでもないが、安いものは比較的体への負担が大きい。
100,000円前後の椅子は疲労や腰痛を軽減してくれるのでオススメ。
背もたれ等の無い基本的な椅子は座ろうとすればほぼ決まった姿勢をとることになる。
また高さの揃ったものを複数並べ、ベッドのように横たわることも可能。この場合さみしくないように各自お気に入りの抱き枕を用意して一緒に寝るとよい。
お尻を背もたれとは反対側から座面に降ろせば、背中がぴったりと背もたれに当たりリラックスできる。これが一般的な座り方。
また背もたれに向かい、椅子を跨いで座る方法もある。この場合、股間に背もたれを挟むため腰回りが少々つらいが、上半身は背もたれに抱きつけるため安心感が生まれる。こちらは子供か大人げない大人の座り方。背もたれの上にヘッドレストが付いている場合、この座り方は難しくなる。
お好みで背もたれを倒す(角度を変える)機能は「リクライニング」と呼ぶのだが、それ自体が「リクライニングチェア」など一つのカテゴリとされている場合もある。
頭を休めるパーツである。高級な椅子に最初からついていたり、オプションで別途購入することが出来る。
リクライニングと合わせて楽な姿勢を取れるが、リクライニングがあまり効かない場合は変な姿勢になって余計疲れることも。
座ったまま振り向く際、体ごと回転させることが出来るため便利である。
またいくらでも回し続けられることから、体全体をぐるぐる回転させストレッチとしたり、暇さややる気のなさのアピールに活用することができる。
ただし一部では、ネジのように椅子の回転が高さ調整を兼ねているタイプもあり、回しすぎるとそのまますっぽ抜けるか急停止するため注意が必要。
デスクと体とを自然な姿勢がとれる距離に調整することができる。しかし足を踏ん張っていないと不意に転がってしまうのが難。
またよく走ることから、通路や廊下を座ったまま快適に通行することにも使える。この場合、速度の面では足で地面を前に蹴り背中向きに走行するのが有利であるが、上司に衝突し左遷など危険が伴うため無難に前向きに走行することをお薦めする。
人間自身が四つん這いになり、椅子となることもある。この場合椅子になる側は非常に格下の地位であることが多い。
空中で座った姿勢を取る仮想的な椅子。膝の筋トレや罰ゲーム等で行われる。
道具が必要なく一人でもできるのはメリット。
ストリートパフォーマンスとして、本当に見えない椅子に座っている、浮いているように見える摩訶不思議なトリックも存在する。種明かしをすると→座る足に沿って細い金属棒が地面から伸びている。本当に浮いているのかもしれないが。
TV画面に映り込んでしまうお茶目な椅子 |
回転式の椅子をまわしてみた例 |
人間を大人げない姿勢で乗せてみた例 キャスターを活用した走行動画にも期待である |
ダイエットのために体重計を内蔵してしまった例 |
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最終更新:2025/01/13(月) 14:00
最終更新:2025/01/13(月) 13:00
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