日本の国民のみなさんは素敵で優しい人たちだと思う。この国に生まれて良かったなと思いますとは桑田佳祐がラジオ番組で発した名言。
この発言は東日本大震災から一週間後(2011年3月19日放送分)に桑田佳祐が自身のレギュラーラジオ番組『やさしい夜遊び』で生まれ育った日本への愛とファンへの感謝をしみじみと語った言葉である。
前週の放送(3月12日)が報道特別番組で休止となり、震災発生から初めての放送だったため、桑田は冒頭から被災地へのお見舞いの言葉を述べ、被災したファンからのメールなどが読まれた。これが影響し、桑田はこの発言に至っている。なお、かねてから桑田は楽曲の歌詞に古語を取り入れたり、1999年に開催された『歌舞伎町ライブ』で国歌『君が代』を歌うなどして生まれ育った日本への愛を度々表現しており、震災から半年後に開催された『宮城ライブ〜明日へのマーチ!!〜』および翌年の『I LOVE YOU -nou & forever-』ツアーでは日の丸をバックモニターに投影して「月光の聖者達」を熱唱した。
桑田は上記の発言を行って以降も生まれ育った日本への愛と誇りを持っている旨や、日本人としてのアイデンティティを度々語り続けており、後にサザンオールスターズの楽曲として発表された「東京VICTORY」「歌えニッポンの空」「神様からの贈り物」の歌詞にもこういった思いが込められ、特に「神様からの贈り物」については歌詞に上記の発言を彷彿させる「この国で生まれて」というフレーズが存在している。
あらゆる誤解を恐れずに言えば、桑田は日本人としてのアイデンティティ及び古より伝わる日本語や日本の文化を大切にしており、その上で平和への願いも語っているため、愛国者であり且つ平和主義者であると言える。
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最終更新:2025/12/11(木) 10:00
最終更新:2025/12/11(木) 09:00
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