木目百二とは (モクメモモジとは) [単語記事]

木目百二（もくめももじ）とは、生成AI 規制を訴える団体「クリエイターとAIの未来を考える会」の理事を務める人物である。

「木目百ニ」（最後の文字が、漢数字「二」ではなくカタカナの「ニ」になっている）という別表記で名乗っていた時期もあった。現在（2024年 9月）は最後の文字は普通に漢数字の「二」になっている。

概要

生成AIによる無断学習がクリエイターに与える影響を危惧し、規制や法整備などを求める団体「クリエイターとAIの未来を考える会」の理事を務める人物。

政治家に対する陳情を行ったり、画像生成AIの適切な使用や法整備などを求める提言を記者会見の場で発表するなど、精力的に活動している。その活動初期にはまだ20歳という若さであった^[1]。

このように熱心に活動できる行動力の源泉としては、元々は他の社会問題に関する若き活動家としても知られている人物であったことが挙げられる。

その別分野の活動においては、バチカンでローマ教皇と面会した経験もあると語ったことがある。

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 https://twitter.com/mokumemomoji1/status/1801868753820426503

なお、彼自身もイラスト創作を行うクリエイターであり、そちらの活動では「もめん１０２」（もめんどうふ）という名義を用いている^[2]。

というより、先に用いていた「もめん１０２」という絵師としての名義からもじって^[3]作ったのが「木目百二」という生成AI 規制活動に用いる名義、という事なのだろう。

かつてはニコニコ静画にも「クッキー☆」という人権侵害コンテンツのイラスト群や漫画『ぼっち・ざ・ろっく！』のキャラクターイラストなどを投稿していたこともあった。しかし人権や著作者の持つ権利への配慮などの観点からか、これらのイラスト作品は後に自ら削除したようだ。

なお、数字が半角の「もめん102」というほぼ同じ名義を用いる全くの別人の絵師もいるようなので、混同しないように注意されたい。

また、「つゆり響」という名義でボーカロイド楽曲を制作・投稿している、いわゆる「ボカロP」でもある。

X（旧Twitter）、YouTube、ニコニコ動画のそれぞれのアカウントページの自己紹介文では「原発事故で帰る場所を失った」という辛い過去が明かされており、そういった悲しい経験を創作に昇華しているものと思われる。