感受性

他人の感受性を否定してはならない。感受性はその人の才能なのだ。

（フランスの小説家　シャルル・ボードレール）

感受性とは、人類たる我々が持っている、不快感や感覚感情に関する部位のことである。

概要

喜怒哀楽を感じて笑ったり涙したりの反応のしやすさのことである。
感受性が豊かである状態というのは表情や感情のバリエーションが多いということであり、感受性が鋭かったり敏感であるということは、傷ついたり立ち直りにくかったりするが、ものの本質を見抜きやすく核心を突けるということである

ただし、感受性というものはあまりに高すぎても危険である。高すぎる感受性がゆえに何かを言われて傷ついたことで、憎悪感情を爆発させてしまい、言った側に対するいきすぎた報復により最悪死に至るという可能性もあるからである。
とくに憎しみやねたみなどの感情を”受けすぎる”ことは、そのような負の感情を受けてしまった感受性の高い人の理性を喪失させてしまい、その人を狂わせてしまい正常な判断ができなくなってしまうおそれもはらんでいる
特に憎しみのきっかけを作った人間が、軽はずみで感受性の高い人間の神経を逆なでした場合、きっかけを作った人間は一生うらまれたりしてしまう事がある。一瞬の行為のおかげで一生（割に合わないほどの苛烈で）ひどい仕打ちを受けるのである。

このように感受性の高さがマイナス感情と結びついて人に迷惑をかけてしまうこともあるので注意すること。

関連項目

• 鈍感力
  渡辺淳一の著書。流行語にもなった
• 豆腐メンタル
• 敏感
• キレる
• 感情
• 朝田理論
  感受性の高さが災いし言葉狩りに発展したり、何気ない言葉が厳しすぎる感性によっていじめとして認識されてしまうこともある