木管五重奏

木管五重奏とは、木管楽器5パートによる室内楽である。

概要

単に木管五重奏と言った場合は、フルート・オーボエ・クラリネット・ (金管楽器の) ホルン・バスーンの5つの楽器による重奏をさすことが多い。古典派の盛期を生きたフランツ・ダンツィによって、この編成による完成度の高い作品が残されている。楽聖ベートーヴェンの友人であったアントニーン・レイハ (アントン・ライヒャ) も少なくない作品を残しているが、当のベートーベンにはことごとく無視された。また彼らよりも前の時代を生きたクラシックの2大作曲家ハイドン・モーツァルトも、この編成の曲は作っていない。

ダンツィ・レイハ以後しばらく優れた作品は見られなかったが、ネタのなくなった近現代音楽作曲家の格好の餌食となって現在に至る。

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関連項目

• 金管五重奏
• 木管楽器
• 音楽関連用語の一覧