東京ビートルズとは、かつて存在した日本のコーラスグループ、のちロックバンドである。
市川次郎(ベース/ボーカル)
ジョージ岡(ギター/ボーカル)
斉藤タカシ(ボーカル)
須藤マコト(ボーカル)→脱退
加瀬沢道雄(ドラムス/ボーカル) ※
田村一郎(リードギター) ※
1963(昭和38)年結成、1964年デビュー。初期はビートルズの日本語カバーをレパートリーにしていたコーラスグループだった。しかし当時はロックが輸入されて間もない時代だったために、ボーカル担当の彼らは当然のこと、バック演奏を担当していたスタジオミュージシャンもロックを上手く解釈できなかった(演奏技術自体にも疑問符がつく)。さらに、独特のセンスの日本語詩も加わり、現代ではネタ扱いになってしまっている。ただ、当時はそれなりに人気があったらしい。というのも、彼らは白い衣装を着て、ファンはその衣装に落書きする、というとんでもないことをやっていて、しかもその衣装がすぐに真っ黒になってしまったと言われているのである。
彼らが本家同様のロックバンドに方向転換したのは1965年ごろである。このころになると、ビートルズ以外にもアニマルズ、ローリング・ストーンズ、デイブ・クラーク・ファイブなどレパートリーの幅を広げている。東京ビートルズといえば何かとコーラスグループ時代の音源ばかりが取り上げられるが、実は発表されている音源の数自体はこの時代のものが多い。これは、本人たちが演奏することにより(比較の問題であるが)ロック色が強まり、さらに元の英語で歌った結果「ネタ」としての破壊力が薄まったためであろう。依然として演奏技術には問題があるが、それも「演奏してみた」レベルのものであり、現代でもその辺の学園祭に行けば聴ける程度のものである。
バンドの活動自体はなんと1967年前半まで続いていたそうである。このころになるとカバーから脱し、オリジナルの楽曲も演奏していたそうである。しかし、現在その音源は確認されていない。この時期の音源が残っていたならば、彼らに対する評価も多少は変わっていたに違いない、とするのは言いすぎであろうか(さすがに2年もライブ活動を続けていれば演奏力も上達するであろう)。初めてテンプターズをバックに「マネー」を歌ったときの萩原健一だってすさまじい下手さでメンバーを唖然とさせたんだから。
メンバーの足跡は不明であるが、2009年に元メンバーの斉藤タカシ氏があるライブにゲストで呼ばれ、元気な姿を披露している動画をYoutubeで見ることができる。
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掲示板
3 ななしのよっしん
2011/07/30(土) 08:07:37 ID: x0iPv7mROb
大瀧詠一と野村義男が復刻盤のライナー書いてるらしいけど、二人ともいかにも好きそうだなww
4 ななしのよっしん
2013/03/18(月) 04:58:44 ID: 2zTXwzHa0n
>>3
野村義男が知り合いのミュージシャンから聞いたという話で、
スタジオの年配の警備員が突然ドラムを叩き始めたので
「音楽やってるんですか」と尋ねたら
「昔、東京ビートルズってバンドやってたんだ」という答えが返ってきたという。
事実なのか冗談なのか、あの東京ビートルズなのか同名の別バンドなのかは分からない。
ミュージシャンがレコード会社の言いなりでしかなかった時代、
何をやったらロックなのかも分かっていなかった時代、
それでも自分たちの音楽をやろうと模索した人が
夢破れて平凡な勤め人の道を選び、定年退職して、
それでもまだ音楽を嫌いになっていなかったのだとすると、
東京ビートルズの音楽に対する思いは本物だったのだと言わざるを得ない。
5 ななしのよっしん
2021/02/23(火) 20:11:03 ID: Q43ThEZnyh
「演奏してみた」レベルのもの、って何聞いてそんな誹謗中傷してるのだろうか
全面的に改稿レベルのひどい記事
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最終更新:2024/05/24(金) 08:00
最終更新:2024/05/24(金) 08:00
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