枢

枢とは、以下のことを表す。

人名

日本、中国語圏で名前に用いられる。

• 枢やな（とぼそ） - 日本の漫画家
• 姚枢（1200年 - 1280年） - モンゴル帝国の官僚
• 袁枢（1131年 - 1205年） - 南宋初期の中国の歴史学者
• 馬枢（522年 - 581年） - 南朝梁から陳にかけての学者

その他

• 枢（くるる） - 開き戸の回転軸を固定する止め木

漢字として

常

枢

Unicode

U+67A2

JIS X 0213

1-31-85

部首

木部

画数

8画

音読み（常用）

スウ

訓読み（常用）

-

樞

Unicode

U+6A1E

JIS X 0213

1-60-68

部首

木部

画数

15画

意味

旧字体は樞。枢は新字体で簡体字でもある。

音によって意味が異なる。

1. 戸の軸、戸の軸受、とぼそ、くるる、物事の要、中心、天子の座、権力の中心、機械じかけ
2. （櫙と通じて）ニレ科の植物の名。

〔説文解字・巻六〕に「戶の樞なり」とある。

字形

形声。声符は区（區）。

音訓

音読みは、1.の場合、スウ（漢音）、2.の場合、オウ（漢音）。訓読みは、くるる、とぼそ。

規格・区分

常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。

声符

樞を声符とする漢字には藲などがある。

語彙

枢機・枢機卿・枢軸・枢密・枢務・枢要

異体字

• 樞は、旧字体。常用漢字表に参考字体として載っている。JIS X 0213第二水準。

関連項目

• 日本の苗字（名字）の一覧
• 海外の姓名の一覧