横

横とは、水平や左右の方向のことである。地図だと東西の方向。

また立体の側面や脇のこと。対義語は縦。

また以下のことを表す。

人名

• 田横（? - 前202年） - 秦末の武将。楚漢戦争の際、斉王となった
• 張横（? - ?） - 後漢末の武将

架空のキャラクター

• 陳横 - 小説「三国志」の登場人物
• 張横 - 小説「水滸伝」の登場人物。天竟星。渾名は船火児
• 雷横 - 小説「水滸伝」の登場人物。天退星。渾名は挿翅虎

地名

• 横県 - 中国の広西チワン族自治区の県

関連項目

• 縦
• 横乳 / 横チン
• 海外の姓名の一覧

漢字として

横

Unicode

U+6A2A

JIS X 0213

1-18-3

部首

木部

画数

15画

橫

Unicode

U+6A6B

JIS X 0213

1-86-16

部首

木部

画数

16画

意味

旧字は橫。

水平・左右の方向、東西の方向、側面、広く、渡る、覆う、横糸、ほしいままという意味がある。〔説文解字・巻六上〕に「闌（さえぎ）る木なり」とあり、貫木のこととある。

また黌と通じて学び舎、の意味がある。

字形

形声で声符は黃。

音訓

音読みはオウ、コウ、訓読みは、よこ、ほしいまま。

規格・区分

横は常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。

橫は人名用漢字である。JIS X 0213第三水準。

1946年に横が当用漢字に採用され、そのまま1981年に常用漢字になった。2004年に橫が参考字体から人名用漢字に格上げされた。

参考

古くは縦横の横の意味に衡の字を用いた。

語彙

横溢・横架・横議・横撃・横死・横断・横着・横費・横柄・横暴・横目・横流・横領

異体字

• 櫎は、〔韻会〕に橫と同じとある字。別の意味もある。

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