横浜星龍会とは (ヨコハマセイリュウカイとは) [単語記事]

横浜星龍会とは、ゲーム「龍が如く」シリーズに登場する架空の極道組織である。略称は星龍会。

概要

伊勢佐木異人町を拠点とし、横浜流氓（ハンピンリュウマン）、コミジュルと共に横浜の伊勢佐木異人町を束ねる極道組織で「異人三」の一角を担う。

戦後まもなく作られた極道組織で、異人三の中では古株である。構成員が抗争することもあるが、トップだけは何かが起きてもいいように良好な関係を築き、会議を開くこともある。

「龍が如く7 光と闇の行方」では、戸塚大和が介護施設「陽だまりの城」で老人に薬を飲ませた上で強制的に安楽死させていたのを機に春日一番たちと知り合うことになる。さらに青木遼が民自党幹事長の荻久保豊を失脚させるために偽札事業が暴かれて公になるが、荒川真澄が若い頃からすでに偽札を製造していた。運搬に失敗した荒川真澄の父親、荒川斗司雄を星野龍平が射殺。父の死の真相を荒川は追い続け、ついに星野は荒川に犯人を突き止められるが、偽札があったから異人町の均衡は保たれてきたと全て打ち明け、殺すつもりで星野に会いに来ていた荒川は殺意をなくした。恩義を示すために「恩威並行を忘れず」と書いた偽札を、荒川組を立ち上げた荒川に送った。
数年後、その偽札を持った春日一番が現れ、荒川から大事にされている人物だと察した。しかし横浜流氓の馬淵昌が戦争を仕掛けるために星龍会の若い衆を襲って高部守の怒りを買い抗争が発生。さらに行方不明になった弟の行方を捜していた難波悠がその過程で偽札の真相を明かそうとしたことで異人三に指名手配され、春日に「横浜流氓の刺客より先にナンバを捕らえろ」と助言。東城会と近江連合が同時解散した後は青木遼の後ろ盾を得た久米颯太に対抗するために春日に選挙に出ろと諭した。後に青木遼の息がかかった東京近江連合構成員の沢城丈に星野が殺された。

「龍が如く8」では高部守が会長に就いていたが、作中より2年前に刑務所に行っているため、海老名正孝が代行を務めている。また星野を殺したのは実は沢城ではなく青木遼が別口で依頼していた殺し屋だったため、海老名によって無実が証明されて出所。星龍会に招かれている。また海老名は捨てられないゴミなどを管理するシノギを元暴に案内している。