正調おそ松節とは、アニメ「おそ松くん」(第2作・平成版)のオープニングテーマである。
1988年に発表された、細川たかしの楽曲。カップリング曲は同アニメのエンディングテーマ「おそ松くん音頭」。オープニングアニメーションでは、六つ子よりも本作の実質上の主役であるイヤミがメインに描かれている。
秋元康が作詞家として最も脂がのっていた時期に作った作品であり、上記のアニメではイヤミが扮するサラリーマンの哀愁などが、ユーモアたっぷりに描かれている。1番は父ちゃん、2番は母ちゃん、3番は子供たちとあるが、松野家のことを指しているわけではない(歌詞では、(母ちゃんは)体重だけなら日本一とあるが、六つ子の母である松野松代は痩せている)。しかし、おそ松さんを見た後では、3番の歌詞にこれまでと違った印象を受ける人も多いとか・・・
ちなみに、秋元と見岳章はこの翌年に再びコンビを組み、美空ひばりの最晩年の名曲「川の流れのように」を発表している。
なお、細川たかしは当時、この曲とおそ松くん音頭ばかり有名になって、同時期に発表されていた他の演歌曲にほとんど注目が集まらなかったことを嘆くなど、複雑な心境だったようである。
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最終更新:2025/12/13(土) 15:00
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